お金を貯めて、実家から電車で20分足らずの距離の阿倍野のマンションに引っ越し、憧れの一人暮らしを始めた。そのまま実家に居てたら独身貴族暮らしができるのに、ワンルームで7万円の家賃を払って、ギリギリの生活を送っていた。
自立して初めての2006年、彼は初めて、母の日と父の日にプレゼントを贈ってくれた。
私にはカーネーション、夫には日本酒だった。
お誕生日にはメールが届いた。
次の年の母の日と父の日は、私にはカードが届き、夫には「ハンカチ」が届いた。
お誕生日にはメールが届いた。
そして、彼は11月に博多へ転勤して行った。
博多に半年居て、今年4月に、彼は札幌に転勤になった。
その札幌から、今年は母の日にこんなプレゼントが届いた。 ↓
何だろうと思って開けてみると ↓
何と、「まな板」だった!
今年のお誕生日は、始終コーヒーを飲んでいる私には「マグカップ」が届き、
娘の誕生日には、彼女の名前にちなんだ「桜の花びらを焼き付けたお茶碗」が届いた。
兄弟でもプレゼントのやり取りなどしたことなかった彼女もよほど嬉しかったのだろう、
その日のうちに自分のお茶碗をこのプレゼントに替えた。
いずれも高い品物ではないが、相手のことをよく考えて品物を選んでくれていると感心している。
自立して家を出たとたんに、家族のものにささやかなプレゼントを贈ってくれるようになった彼の気持ちを時々推測してみる。
今でもそうだが、ほんとうに会話の無い家庭だった。普通のアットホームな家庭ではなかった。そういう意味で、彼には親として申し訳なく思うばかりだったが、家を出て、彼は何を感じるようになったのだろうか・・・。
至らない家庭で親として負い目を感じていたが、息子のおかげで、少しは自信を持っても良いのだろうか・・・とも思えるようになった。
「今年の父の日が楽しみだねえ!」と夫に声をかけている。
私も家を出たくて東京の大学を選んだんですが、それでも家族との繋がりはきれませんでした。
会話がなくても、親子の繋がりは大切なものとして息子さんには伝わっていたんだと思います。
お父様のことも良かったですね。
沢山、神様に守られて歩いておられますね。
私もそうでありたいです。
彼が高校生の時、三者懇談の席で、息子の進路選択を否定される担任に向かって、「息子が自分で選んで歩む人生を信じて見守り続ける」と宣言して以来、彼は私を理解してくれてようになった気がします。
今もほとんど会話はありませんが、それで充分です。
誉めてもらえるととても元気が出ます。
私は(口ほどにないヤツ)なのですが、
なるべく自分が前向きになれるよう、
そして誰かが元気になれたらもっと嬉しいという気持ちで
最近は書いています。
時々のぞいてはいたのですが、
試練の中を通っている人に
どう声をかけたらいいかわからずにいました。
我が家のオチビも、dandeさんのとこの息子さんのように、
自立心旺盛な男性に育ってくれたらうれしいな。
私のところは娘二人で、それぞれ孫が二人ずつです、毎年母の日、父の日、私たちの結婚記念日にはささやかでも気持ちのこもった品物が届きます、受け取ると本当に嬉しいものです。
息子さんからのプレゼントには、見ていないようでしっかり見ていた気持ちがよく伝わってきます、これから楽しみですね。
私も3人の娘がおりますが、常にその時のその子にとっての親としては初心者で、親としてこれでいいのか?なんて不安の毎日です。
親元を離れて初めて親の苦労や恩を知る。
それだけ大切に育てられた証拠です。
追伸:いつぞやは私の掲示板にてアドバイスを有難うございました。
同じ関西のPC好きの某サイトの会員で、以前は毎日日記を読みに通っていましたが、入室制限になってから、遠のいていました。
奥菜恵に似ていらっしゃるのがとても印象的でした。
一番上のお嬢様、無事、就職されましたか?うちの娘はアルバイトしながら、公務員試験に再々挑戦組です。親としては、一日も早く自立して欲しいですがねえ。
とは言いながら、夫と2人だけになってしまうのも困るのですが(苦笑)
もし再度お立ち寄りくださいましたならば、どうか「非公開コメント」で、HPのURLを教えてくださいませんでしょうか?PWで閲覧できなくなったときに、お気に入りから削除していたようで、行きたくても行けない状態です。
当時麿さんのお友達だった方のHPをSALTYから探し出して、麿さんのところにたどり着けないかと手を尽くしてみましたが、麿さんが立ち寄られた痕跡が残っていないので・・・。
パスワードで思い出しましたが、ももちゃんは子猫ちゃんの名前でしたね。大きくなったでしょうねえ?美人の麿ちんはだいぶお年を召したのかなあ?
私は動物を飼わないので、当時はPC以外はお話の中に入っていけませんでしたが、何だかとても懐かしくて、そして仲のいい御家庭をとても羨ましく思いながら、日々の記事を読ませていただいていたものでした。
子供たちが大きくなってお互いに年を取りましたね!(笑)