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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
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最上のわざ


今朝、教団『ベラカ1月号』の大瀧一郎牧師「第2の人生を主のために」を読んでいて、次の言葉が心に残った。

また「最上のわざ」という作者不詳の詩の中に、「私たちは年を取ると何もできなくなる時がくるけれど、神様は一番良い仕事を残してくださっている。それは祈りだ」と、この著者は書いています。

調べてみると、この言葉は上智大学元学長のホイヴェルス・ヘルマン神父の随想選書『人生の秋に』の中に書かれている言葉で、詩の作者はヘルマン神父の知人だという。

ヘルマン神父の名前は初めて。

上智大学といえば、昨年9月に亡くなられたアルフォンス・デーケン先生しか知らないので、ヘルマン神父の著書を読んでみたくなったが、わが市の図書館には無いので、明日、府立図書館から取り寄せ予約しようと思う。(^_-)-☆

でも、まあ、どんな詩なのだろうとネットで検索すると、yoshio journalさんの「樹木希林さん朗読・詩「最上のわざ」は、老いさらばえていく陰険なクリスチャンの道しるべ・・」 に詩の全文が収録されていることを知った。 

取りあえず、そこから、借用掲載させていただくと、

『最上のわざ』

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、
おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで
神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために
役だたずとも、
親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、古びた心に、
これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。

おのれをこの世につなぐ鎖を
少しずつ外ずしていくのは、
真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばん
よい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。

愛するすべての人のうえに、
神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。

「来よ、わが友よ、
われなんじを見捨てじ」と。



ご高齢の信徒の方々のことを祈る時、今、どんな具合なんだろう?と、よく想像するが、私にもこういう時が訪れるであろうことは、常々意識している。

今よりもっと歳を取って、身体のいろんな器官が衰え、身動きすらままならなくなる時がくる。

その時、私はどう過ごしたらいいんだろうと、最近、よく考えるから、この詩は本当に身に染みる。

この詩を樹木希林さんが映画「ツナグ」の最後の場面で朗読していることを知り、さらに検索すると、の朗読場面をodaさんが録画文字起こしでて、ツィートにあげてくださっていた。(*_*;
最上のわざ_f0096508_16320220.jpg

この希林さんの朗読を繰り返し聴いているうちに、映画「ツナグ」を観たくなって、さらに検索したら、Amazonプライム・ビデオで観れることもわかった。(^o^)
最上のわざ_f0096508_16371343.jpg


詩の中に「老いの重荷は神の賜物」という言葉があるが、樹木希林さんが『老いの重荷は神の賜物』という本を書き残していることも知った。

この本はわが市の図書館にもあったので、さっそく予約して押さえておいた。(*^^)v 明日、図書館へ行って借り出して来よう。


朝の聖書のひとときから、いろんなつながりが見えてきて、読んだり、観たりする楽しみが増えたことを感謝。(^^♪


何だか、元気いっぱい。

さあ、もう一息、会計入力をがんばるぞ~♪ (*^^)v





by dande550213 | 2021-01-04 16:58 | 教会生活