ハルカス美術館での「ギュスターヴ・モロー展」を知ったのは、9/10に主治医のクリニックへ検査に行った時。
国立国際美術館のクリムト関連展覧会は知っていたが、「ギュスターヴ・モロー」のことはそもそも名前すら記憶になかった。(((^^;)
その後、9/12に図書館へ予約した本を借り出しに行った時、
例の秀逸なディスプレイに引き寄せられて、「ギュスターヴ・モロー」本(右側)を借り出した。これで下調べ。 クリムトと同時代の画家だなんて知らなかった。世紀末パリと世紀末ウィーン。(((^^;)
9/18の朝、主治医の診察(ハルカス22F)を済ませ、満を持して、ハルカス美術館(16F)へ「ギュスターヴ・モロー展」を見に行った。
モローについては記憶にないが、この絵「一角獣」は、どこかで観たような懐かしい記憶のあるのが不思議だった。
展覧会を観ている最中に、ようやく思い出した。この本で観たのだった!
子ども時代に、父の書棚にあったこの本『家庭美術館』(平凡社)。昭和37年発行だから、私が7歳の時から家にあった本。
時々、ページを繰って眺めていた。
この「一角獣」で、私は「どうして、この女性、王女?女王?身分が高そうやのに、裸なの?」と思った記憶が蘇ってきた。(((^^;)
父の死後、この本は私の手元にある。
ちなみに、昭和37年発行のこの本では「クリムト」については何の記述も無い。
なぜ?