夫が退職した再雇用預金取り崩し家庭。
もうボーナスとは縁がなく、家計を守るためにできることは、少しでも利率の良い預金を探して、なけなしの退職金のお引越し。
いくら高利率でも、元本を失う恐れのある物には手は出せない。
そんなリスクを負えるほど、潤沢に老後資金があるわけではない。
となれば、定期預金に預けるぐらいしか方策はないのに、悲しいかな、その定期預金の利率が年々下がっていく。
折り込みチラシを集め、ネットで検索して、ようやく引っ越し先を見つけた。
今度の引っ越し先は、少し離れた隣市の信用金庫。
ここで夫の操縦方法を間違って(-_-;)、夫が「歩いて行けないような遠い銀行へ行くのは俺は嫌だ!お前の名義で勝手にしたら!」と言いだした。
最近は銀行のチェックが厳しくて、夫の名義で貯金するなら夫が手続きをしなければならない。なのに、行かないと言うなら、しかたがない私の名義でするわよー!と、自転車で25分かけて隣市の信用金庫へ向かった。
評判の高金利なので、銀行は大混雑。
整理券を取って待つこと1時間半で、ようやく私名義の口座を開設することができたが、すでに午後2時45分。これで1日目。
翌日、夫の口座から私の口座にお金を送金してもらうため、夫に歩いて行ける銀行(-_-;)窓口に向かってもらった。
【追記】「夫の口座から私の口座にお金を送金」の件についてこれは贈与にならないか、銀行の係員や夫に尋ねたところ、夫婦の間での送金のやり取りは贈与に相当しないと言う回答を得たので、そうしたけれど、もしかしたら問題があるのかしら?(>_<)
無事、送金手続きを取れたが、送金に1日かかると言われたそうだ。ネット銀行ならWEBの自分の口座から瞬時にほぼ無料で送金できるが、しかたがない。と、これで2日目。
翌日、今日は私の口座に送金が完了しているはずと、またもや25分自転車をこいで隣市の信用金庫へ。相変わらず混雑していて1時間待ち。ようやく手続きが終わって、キャンペーングッズがもらえるかと思ったら、もう品切れで、通常のしょぼい洗剤をもらって帰る。これで3日目。
帰宅して、エクセルの預貯金一覧の更新作業。
これをきちんとしておかないと、どこの銀行にいくら預けているのかわからなくなる。
特に最近は高い金利の商品は1年単位でしか預けられないことが多く、毎年のようにあちこちお引越しするので、記憶力が衰えた身には本当につらい。
去年のことを思い出そうとしても頭の中が真っ白で、霧がかかったような状態の時もある。
なら、コロコロ動かさなければ良いのだが、「1000円を笑う者は1000円に泣く」という主義なので、1000円を大切に思ってドタバタ走り回ってしまう。
夫は、私のことをお金に汚いケチ臭いヤツだと思っていることだろう。
しかたがない。
私は汚れ役に徹するよ。
カッコいいきれいごとだけでは生き抜いていけない厳しい世になっているのだから。
男はロマンか霞でも食べて生きていって~。(-_-;)