アマゾン・プライムビデオで韓国映画を2本観た。
韓国ドラマは以前はよく観たけれど、だんだん脚本がマンネリ化しているように思えて、最近観なくなっていた。
映画は、元々映画館へ足を運ぶタイプではないので、あまり観たことがなかった。
映画館で観ないのは、目の病気のせいもある。
老化の影響か、SLEの影響かよくわからないが、目のレンズの調節がうまくできなくて、座席から離れたスクリーンの画像を両目でみると二重に見えるのでとても疲れることが原因。だから、映画は基本的に家でDVDかネットで観ることにしているが、韓国映画は最近ではヒョンビンの映画しか観ないようになった。(((^^;)
最近、アマゾンプライムビデオのラインナップに韓国映画がリストアップされるようになってきたので、前から観たいと思っていた2本を観た。
『私の頭の中の消しゴム (字幕版) 2005』
これは封切当初から知っていたし、いつか観たいと思っていた映画だった。
「若年性アルツハイマー病を扱っていて、主演女性がソン・イエジン」という記憶だったが、観終った感想は「チョン・ウソンの役をもしヒョンビンが演じたとしたら、彼はどんなチョルスを演じただろうか?」だった。(((^^;)
それぐらいチョルス役は魅力的だと思った。
チョン・ウソンはヒョンビンの憧れでもあったと何かの記事で読んだ記憶があったが、初めてチョン・ウソンの映画を観て、その存在感の強さに魅力を感じた。
サニー 永遠の仲間たち (字幕版) 2011
こちらはよくあるストーリーだが、過去と現実がオーバーラップする描き方がシャレていると思った。
義理人情に厚いリーダー格のチュナの少女時代が、どこかで見た顔と思っていたら、ヒョンビンの元彼女のカン・ソラでビックリ。個人的には少女時代のイム・ナミを演じていたシム・ウンギョンの演技がすばらしいと思った。
シム・ウンギョンはドラマ「ファン・ジニ」や映画「怪しい彼女」の演技が記憶に残る。個性的な顔で、おまけに成長しても顔があまり変わらないのに、演技力で同一人物に思わせないのがすごいなと思う。少女時代のイム・ナミの性格を表情だけでなく、”立ち姿や歩き方”で個性的に表現している。これがすごい。
それだけに、大人になったイム・ナミと少女時代のイム・ナミとの間に少し乖離がみられるような違和感を感じた。どうしてあの個性的なイム・ナミが全くの平凡な女性に成長して今があるのか、その辺が描かれていないから、少し不満。
不思議なことに、この2本の映画は日本のリメイク版であったり、日本でリメイク予定だったりする。
こういうところは、日本と韓国で感性が似ているということだろうか。