昨日は第4主日で、教会の午後はCS教師以外は比較的自由。
今週は聡太くんの対局が土曜日まで無いので、その間にできるだけ棋力(自称4枚落ちかな?)を上げておきたいと思い、
弟子入り志願した囲碁名人に「今日の午後、いかが?」と声を掛けたら、「今日は午後からおにぎり握りの奉仕やから、あかんねん」と振られてしまった。
そこで、食堂にたむろしている"じいちゃんやおっちゃんたち"の棋力を確かめるべく、声をかけた。
私はまだようやく4枚落ち程度で、詰将棋は5手詰めぐらいまでしかやったことがないので、"じいちゃんやおっちゃんたち"に、スマホの将棋アプリで私がまだやったことのない将棋(コンピュータ相手の平手戦や11手詰めなど)をお手本に指してもらった。*\(^o^)/*
「もう長いこと将棋は指してないからなあ...」と言いながら、皆、スイスイ指せるから感心していると、”あたり前や、僕らの時代は将棋か囲碁ぐらいしか、ゲームはなかったから、男の子は皆、将棋や囲碁で遊んだものや。”と言う。しかし、同世代の女の子は男兄弟でもいない限り、将棋や囲碁などで遊ぶことはほとんどなかった。
当時から月日はたったが、今でも女性棋士は1人もいない。
女流棋士はいるけれど、男と同じようにプロ棋士養成機関である奨励会を突破して見事プロ棋士4段になった女性棋士は将棋の世界では今までに一人もいないのだ!
女流棋士で無敵といわれた里見香奈(26歳・女流王座・女流名人・女流王将・倉敷藤花)さんも、結局奨励会の3段リーグを突破できなかった。それほどまでに男女差があるのが将棋の世界なのだ。
聡太くんの奨励会最終対局相手だった西山朋佳3段(女王・22歳)は今もなお3段リーグに在籍し、加藤桃子初段(22歳)も奨励会に在籍しているが、25歳を過ぎると奨励会は退会しなければならなくなってプロ棋士4段デビューへの道は閉ざされる。
しかし、最近、画期的な出来事があった。
一般に、女性は男性より空間認知能力が劣るためにゲーム脳には適さないと言われるけれど、その壁を打ち破って、男と対等の世界で活躍する女性棋士が誕生する日を待ち焦がれている。