インド旅行から帰ったらしたいと思っていたこと。
それは、Amazonの「Kindle Unlimited 30日間無料体験」を利用して、『将棋世界』の藤井聡太関連の記事をタダ読みすることだった。(((^^;)
しかし、彼に関係する記事のある号は「Kindle Unlimited 30日間無料体験」の対象にはなっていないことがわかった。(-_-;)
前者は、「月刊文藝春秋 2017年3月号」に掲載された記事に大幅加筆して、再構成したもの。
後者は、「月刊文藝春秋 2017年8月号」に掲載された記事に加筆・再構成したもの。
どちらも中身は、WEBの他の記事で読んだこと・聴いたことのある内容がほとんどだが、裏話や掲載されなかった箇所などが加筆収録されていて、それが興味深い。より詳しく解説してくれている、という感じで読みごたえがあった。
将棋界は世間一般でいう「天才」の集まりでありながら、この世界の中での「天才」の基準はいかにして若くして四段になったかという「年齢」だという。20代中頃に四段になった棋士でタイトルを取った棋士は今までに一人もいないそうで、そういう意味では非情ともいえるほど厳しい世界だと教えてくれるとともに、14歳だった藤井聡太四段が背負わされた責任の重さにため息をつく。
将棋連盟の「棋士データベース」からタイトル獲得者や今活躍しているトップ棋士たちが何歳で四段になったのか調べてみたら、ほとんどが10代後半だった。
また前者の本に収録されている「電子書籍オリジナル新章 連勝記録と炎の七番勝負」は、それまで別々に語られることの多かった二つと詰将棋選手権を、時系列に沿って語っていて、当時の藤井四段の将棋の進捗状況?が整理されてよくわかる。
e-Books で本を読むと言うのは、全く初めての経験。(((^^;)
年寄りの目には良くないとは思いつつ、安いし、場所を取らないので、今後はもっとチャレンジしてみようかな...という気持ちになりかかっている。