32:8 敵には人の力しかないが、我々には我々の神、主がいて助けとなり、我々のために戦ってくださる。」民はユダの王ヒゼキヤの言葉に力づけられた。
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アッシリアの王セナケリブが攻めてきた時に、ヒゼキヤが戦士たちに与えた励ましの言葉。
今も世界の各地で戦争が相次いでいる。
戦場に向う兵士たちは、どんな言葉で送り出されているのだろうか。
イスラム原理主義の兵隊なら、ヒゼキヤのような言葉で送り出されるのかもしれない。
キリスト教徒やユダヤ教徒の兵士たちはどうなのだろうか?
誰しも、進んで人を殺したいと思うものはいないだろう。
しかし、殺さなければ自分が殺される、自分の家族たちが殺されると言う状況におかれたとき、
人はどう感じるのだろうか・・・否、感じることをやめるのだろうか・・・
私は、戦争を知らない幸いな世代だった。
このような極限状態に置かれたことはなかった。
しかし、今世界は確実に滅びに向って歩んでいるような気がする。