先日、娘と一緒に舞楽コンサートに行ったときの話。
「お母さんは、私の友だちのお母さんの中では料理が上手な方やと思てるけど、最近、腕落ちたんとちゃう?」と言うから、
「あっ、あんた気がついたん? ほら、お父さんって、味、あんまりわからへんやろ。そやから、あんたが自立して家を出てから、ちょっと手抜きしてんねん。(((^^;)」と答えた。
子どもたちが家に居るころは喜ぶ顔を見たくて、苦手な料理もそれなりにがんばったけれど、夫と二人っきりになって、夫の味音痴(微妙な味の変化がわからない)に気がつき、料理にかける時間が短くなった。
娘なら、私が「ちょっと失敗したかなぁ・・・」と思いながら出した料理は、一口食べると、すぐにわかって、私は辛口の評価をいただく羽目になる。しかし、夫はそれに全然気がつかないのだということが、娘がいなくなって初めてわかった。この人、ワインアドバーサーを気取っているけど、本当は微妙な味の変化がわからないのだ・・・と。(-_-;)
なら、まあ、多少手抜きしてもわからないだろうと、最近は荒っぽい料理をしているが、やはり彼は気がつかない。
しかし娘は、盆暮れの2回ぐらいしか家に帰ってこないが、微妙な味の変化に気がついていたのだとわかって、恐れ入りました。
やはり、日頃から、「家事は適当に・・・」というのはいけませんねぇ、もっと丁寧に暮らさなければ。
だけど、家事が一番苦手なのです、私は。