「ロビー・ラカトシュ」を知ったのはつい先月。
調べてみれば、ジプシーバンド「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」と同じく、日本では意外に早くから知られていたバイオリニストだったと知って、驚く。
ラカトシュが津軽三味線の木乃下真市(旧名:木下伸市)とコラボしている動画があったので、木乃下真市氏のプロフィールを見たら、ラカトシュが2002年に来日していたことがわかった。(((^^;)
1999年 NHK「スタジオパーク」に出演。NHK衛星放送でハンガリーの驚異のバイオリニスト ロビー・ラカトシュと共演し多方面から高い評価を受ける。
2002年 驚異のバイオリニスト「ロビー・ラカトシュ」とのコラボレーションアルバム「遭遇」をリリース、「木下伸市コンサートwithロビー・ラカトシュ」と題した全国4大都市ツアーを行なう。
この時は日本のアコーディオニストcobaさんと3曲セッションしたそうだ。
ところで、上の動画は、東欧の民俗音楽「ホラ」をモチーフにした曲で津軽三味線が即興で競演している、と紹介されているが、「ホラhora」を調べていくと、また面白い。
「Hora」はルーマニアやブルガリア、モルドバ、モンテネグロなどのバルカン地方起源の円型ダンス音楽で、他の国々でも見つかっているそうだ。地続きのトルコだけでなくイスラエルでもHoraダンスは盛んなのは、バルカンに住んでいた東欧ユダヤ人(アシュケナージ)の音楽とも関係がありそうで興味深い。