アサは、BC913~873年までの41年間統治したが、
最初の10年間は、平和と繁栄の時代であったという。
アサは、宗教面でも軍事面でも、平和なときでも戦いのときでも、
常に主を求め、主に寄り頼んで国を治めた立派な王であったという。
旧約聖書には、因果応報的な側面がみられるように思うことがある。
主を求め、主に寄り頼む者はこの世的にも祝福された人生を送り、
そうでない者は主に打たれて、悲惨な人生の結末を迎える、
だから、主に従いなさいと。
旧約聖書は、死後の世界についてはほとんど描かれていないように思う。
だから、この世の行いについは、この世で報いを受けていることが多い。
また、そういう描かれ方をしているように思う。
この点が新約とは異なると思い、以前から不思議だった。