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一歩一歩!振り返れば、人生はらせん階段 ippoippo51.exblog.jp

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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
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道を歩く旅が好き


30歳でSLEになってから10年間近くは、ほとんど外出できなかった。病院通いと最低限の家事をするだけの生活で、子どもも保育所と義母に育ててもらったようなものだった。

39歳でようやく病の床から立ち上がることができ、少しずつ夢を持つことができるようになった。

「私は道を歩く旅が好きだ」と認識したのは、47歳のときに、初めて一人で「暗がり峠越え」をした時だったと思う。
道を歩く旅が好き_f0096508_14474924.jpg

ステロイド剤で落ちた筋肉のリハビリが必要なことも知らずに、やみくもに歩いて膝をやられた。

その後も、膝をかばいながら、あちこちの古道を歩いた。

熊野古道を歩いたのは2004年だった。
道を歩く旅が好き_f0096508_14513589.jpg
リュックに1泊分の荷物を入れて、それを担いで、携帯の電波の届かない尾根道を一人で歩いた時の不安と達成感が忘れられない。

この時、熊野古道はまだ世界遺産に認定されていなかったが、熊野古道はスペインの世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道」と「姉妹道」の協定を結んでいると聞いた。

その時、初めてこの世界遺産の道を歩きたいと願った。そして、スペイン語の勉強を始めた。

いつか、「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道」を歩きたいと資料を集め始め、初めて「海外一人旅」に挑戦したのは2012年57歳のスペイン・マドリッド街歩きだったと思う。

痛めた膝は2006年に手術して、おかげで正座もできるし、階段も走って登れるが、2014年の「ギリシア一人旅」の時に少しお洒落して、ブーツと踵の少し高い靴で歩きまわったら、外反母趾になって、歩くのが辛くなった。

2014年7月に専門医に足底板を作ってもらって、先生が指定するウォーキングシューズでまた何とか歩けるようになった。

が、出発前に防水スプレーをしてから靴がきつくなったような感じで、今回の旅では足の爪が皮膚に食い込んで腫れあがり、抗生物質を塗ったり、テーピングをしたり・・・と、かなり足に悩まされた。

痛い足をかばいながら、ヨロヨロと歩いている時、もしかしたら私はマゾではないか?とか思ってしまう。(((^^;) バスに乗れば良いだけなのに、それでも歩きたいのだ。雨が降っていても歩きたいのだから、本当に困ったものだ。

帰国後、「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道」を歩きたい、という夢をまた考え始めた。

この足と歳では、もう一人歩きは無理だろうか?
行程を10回ぐらいに分けたら、私でも歩くことができるだろうか?
一人では危険だったら、夫が65歳になるのを待って、一緒に歩いてほしいと頼んでみようか・・・。

とか、いろいろ考え始めた。

私の夢の写真。
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by dande550213 | 2016-01-18 15:29 | 旅行 | Comments(0)