今日、ユニセフから封筒が届いた。
表書きに「特製パーソナルカレンダー同封」と書かれている。
マンスリーサポートのお礼に、ユニセフがカレンダーを送ってくれたのだ!と開けてみる。
そうか、ユニセフのマンスリーサポートを始めてから、もう20年以上になるのか・・・と感慨深かった。
SLEの病の床から立ち上がることができた39歳の時、私も何かのお役に立ちたいと願った。
その時から、家計を切り詰めて、数か所に毎月継続的に募金を始めた。
額はわずかだが、「ちりも積もれば山となる」の例えのごとく、とにかく途切れることなく送り続けた。
送ると言っても、とても簡単。
毎月自動引き落とししてくれるから、引き落とし日までに通帳にお金を入れておくだけ。
それがいつの間にか20年以上も続いて、ユニセフからこんなプレゼントをいただいた。
このカレンダー、最初は気がつかなかったが、よく見ると全ページに私の名字が記されていて驚いた!
落ち葉だったり、雲だったり、砂浜の砂の字だったり、レターのあて名だったり・・・。
ああ・・・だから「パーソナルカレンダー」なのね・・・。(^.^)
うれしくて、涙が出た。
そっと、このカレンダーを抱きしめた。
神さまが私を病の床から立ち上がらせてくださったこと、無駄じゃなかったんだ。
実は、10年目の2004年にもユニセフから感謝プレゼントをいただいている。
電話でインタビューを受けたこともある。
「なぜ、そんなに長く継続して支援してくださるのか?」と・・・。
その時にもお話した。SLEという病を得て、生かされている幸せがきっかけだと。
神さまはそのことのために私を生かしてくださっているのだと信じていると。
別の団体は、毎年私の誕生日にアジアの子どもたちの笑顔のカードを送って祝ってくれる。
南米の最貧国ボリビアからも年に数回、学校へ通えるようになった子どもたちの笑顔を載せた宣教師のレターが届く。
阪神大震災の後からは、災害時や戦火の中で医療活動をする団体にもマンスリーサポートを始めた。この団体も私の誕生日にはアフリカの人々の写真のカードを送って祝ってくれる。
母の死後からは、ルワンダの小学生の里親にもなった。
アジアやアフリカの恵まれない国々の子どもたちの笑顔が私の喜び。
神さまに生かされている幸せをかみしめるひととき。
私がこの地上を去る日まで、せめて心だけでも届けたい。
あなたたちは知られていると・・・。