武帝の改革が祖母の太皇大后によって潰され、くさっている武帝を慰めるために姉の平陽公主が自宅に招く場面。そこに小人の侍人が現れて、びっくりした。
映画「エリザベス」でも宮廷に小人の侍人がいた。絵画でも、宮廷画で小人の侍人が側に侍っていたりする。
洋の東西を問わず、宮廷に小人が侍人として召し抱えられることが多いのはなぜ?
吉兆を担ぐのかな? それとも、太鼓持ちみたいな役割?
また、日本でも小人を召し抱えるようなことがあったのだろうか?
ちなみに漢武大帝22話は、息詰まるような見事な構成で、こんなドラマの中でヒョンビンを見てみたいと思いながら、見ていた。
ヒョンビンの「逆鱗」は確か24時間の攻防だったと思うが、この22話も一日の攻防が描かれている。
その間の心理的な駆け引きを、各人の表情を切り取りながら構成しているが、緊迫感あふれるカメラアングルやBGMが素晴らしくて、豪華なセットとともに見る者を魅了する。