コロンブスの像を横目にみて、駅構内へ。
昨日、1時間近く探し回ったホテルが何とホームから見えるではないか…。(((^^;)
私は東西南北の方向感覚が無いから、地図と現在位置の関係がよくわからない。昨日はGPSがおかしくて、余計に混乱した。
今日は一日中列車で移動日。イタリアのジェノバからフランスのマルセイユへ。
ここで、たいへんなミスを犯した。
何と、ニース・ヴィレ駅で乗り換える予定が、うっかり2駅乗り過ごしてしまったのだ!!
乗り継ぎの便があまりないので、ホテルにたどり着けるかどうか…。
乗り継ぎ列車に間に合うようにタクシーでニース・ヴィレ駅へ引き換えそうかとタクシー行きかけたら、カップルに声をかけられた。
こういう時は心が動揺していて、うっかり彼らの指示に従ってしまった。彼らは片言の英語をしゃべったから。(苦笑)
タクシーを使わないで、列車で引き返したら良い、というようなことを言う。
そんなことはわかっている。問題は、乗り継ぎ便に間に合うように引き返せるかだ。
しかし、言葉のわからない悲しさ。手助けしてくれようとしている彼らの親切にすがろうとした私がバカだった。
列車の切符を買わなければならないと、自動切符販売機の前へ。
彼らが機械を操作してくれるので、硬貨を出すと、カードでないとダメだと言われ、彼らの目の前で暗証番号を押してしまった。
結局、引き返す便が何時発かもよくわからないままで、ニース・ヴィレ駅に戻った時は乗り継ぎ便は出た後だった。
彼らは私が引き返す列車にも一緒に乗り、車内でも何かと世話を焼くが、何となくおかしいと感じて強く断ると、ニース・ヴィレ駅の一つ前の駅で降りていった。
ニース・ヴィレ駅で、次の便の切符を買って、列車内で、カード会社に電話して、カードの使用を止めてもらった。
そのときの話では、最新のカード使用は、彼らの指示で列車の切符を買ったときの金額だったので、この段階でカードの使用を止められて良かった。
彼らがどういう方法で、私のカードのコピーを作り不正使用しようとしたのかはわからない。私のカードをすりとろうとついて回ったのだろうか?
いずれにせよ、彼らの目の前でカードの暗証番号を押してしまった私は致命的なミスを犯した。
ホテルでチェックインするとき、今日のホテルは前払いだったので慌てた。
予備のカードはお腹に巻いたセキュリティベルトの上から腰痛ベルトで固定し、その上から、シャツやストッキングで覆っているから、すぐには取り出せない。
フロントのおばちゃんには「ちょっと待ってね」と言い置いて、階段の陰の人目の無いところで、服をまくりあげて、取り出す。
おばちゃんには「カードは秘密の場所にあるからね」と謝る。
と、ここまで書けば、フランス人と英語で会話したのかと思うだろうが、本当に腹が立つぐらい、フランス人は英語を話さない。
フランスで外国人が英語で尋ねるということは、フランス語が話せないのだとわかるはずなのに、彼らはフランス語で返事するのだ。
返事するということは、私の話す英語はわかっいるのだ。その返事をなぜフランス語でするのだ!!!!! 嫌がらせか!それとも、相手の言うことはわかるが、英語力がなくて答えられないのか??
サービス業界で英語力が無いのなら、もう少し申し訳無いような態度をとったら良かろうが、彼らはフランス語がわからないお前らがバカなのだと言わんばかりの平然んとした態度で、フランス語で返事する。
そんなことでは観光立国の名が泣くぞー! と、私は叫びたい。
フランスを旅行するときは、得たいの知れない不安感でいっぱい。嫌だ。
やっぱりおフランスは手ごわいですね。
前の支払いのレシート見せて、「ほら、昨日はOKだったよ!」と強気で押してます。