私が最後に田舎に帰ったのは2/8-12。その時、いつものように、夫や娘の大好きな母の冷凍保存食をいくつかもらって帰った。トウガラシの葉を炊いたもの、ピーマンの炊いたもの、シソの実を炊いたもの。
「トウガラシの葉の炊いたもの」は、2/12に家に帰ってきてすぐ解凍し、その日の夕食で食べてしまった。
「ピーマンの炊いたもの」と「シソの実の炊いたもの」は、母が癌で治療しなければ余命半月という宣告を聞いた後で食べたから、食べる前に記念の写真を撮っておいた。
母は料理が得意で、「今度生まれ変わったら、どんな職業につきたい?」と尋ねた私に、しばらく考えて、「料理研究家」と答えた。(^-^)
この写真を撮った時は、もう母の手料理は食べられないのか....と悲しくて胸が張り裂けそうだったが、今は私も落ち着いている。
義母も余命宣告を受けてから、最後は自宅で逝きたいとの希望で、介護ベッドを入れ、去年の11月27日に亡くなるまではびっくりするぐらい元気に過ごしていました。
3日前ぐらいから尿が全く出なくなり、いよいよだと思うようになるまでは、食べ物の事ばかり言っていましたね。
食べたい物、やりたい事何でもして差し上げて下さいね。
お義母さまを"在宅介護、家族葬"と、良い見送り方をされましたね。
私の母も家族葬を希望していますが、地域のしがらみで、かわいそうに叶えてあげられなくなりました。
ホスピスへ移ってから、びっくりするぐらい元気になり、"困ったことだ"と言いながら、母もまんざらでもない様子で、病室に行っては女のおしゃべりに花を咲かせています。
この時間がふと永遠に続くような気もする今日この頃です。