言葉もスペイン語があまりしゃべれなくて、少し不安になる。
バラハス空港
宿舎では、カバンやリュックで外出することを基本的に禁じているので、薬やバッテリー、ガイドブックなど、外出時の持ち物が多い私はこまってしまう。スーパーの袋に入れるように言われているが、それでは片手が塞がるので不便。
おまけに、スマホも狙われやすいので、電話ぐらいならいいが、地図やネットなどの情報をスマホで見ない方が安全とアドバイスされ、荷物を減らすためにスマホに全部情報を入れてきた私は愕然とする。
警察が見回りを強化しているから、襲われることは減ったそうだが、その代わりスリが横行して、金目のものを持ち歩いていると、あっという間にスリとられてしまうという。
到着後、ソフィア王妃芸術センターへ歩いて出かける。
土曜日は、2時過ぎから入場料6ユーロが無料になってお得。
館内は日本のように一方的な順路がないようで、ウロウロしてまいごじょうたいになり、見逃したダリの有名作品あり。
写真撮影OKだが、ピカソのゲルニカでも写真を撮っている人はいない。みんな、淡々と鑑賞している。
帰り道、案の定、道を間違えたようなので、通りを歩いている人に片言で尋ねる。
ようやく正しい道に戻ったが、今度は宿舎の前をとおりすぎてしまい、また後戻り。
食事どころの多くは土日は休みなので、夕食と明日の朝食と水を調達しに近所のスーパーへ行く。
ペットボトルの水を6本買ったつもりが、宿舎にかえってそれで薬をのもうと思ったら、水ではなく甘い炭酸ソーダで、泡がふきだし、その辺がソーダ浸しになる。泡が収まったかなと、薬を含んだ口に流し込んだら、口の中でまた泡が吹き出て、大切な薬の錠剤のいくつかを吹き出してしまった。
今、朝8時だが、まだ外は真っ暗。宿舎内も真っ暗。
誰も起きてこないので、4時から起きている私は手持ちぶさた。
早く出かけたいが、今日は日曜日。人気が少ない時間帯は危ないそうだ。