5年前に膀胱炎から腎盂腎炎になり、1週間ほど入院したことがあったが、その時から膀胱炎になったときの抗生物質がフロモックスになった。
毎年5~6回、膀胱炎になる。昨年は5回、今年は1昨日ので、もう3回目。
5/30(月)の夜、入浴後に膀胱炎になる前のいつもの違和感を感じ、悩んだ末にフロモックスを服用した。
いつもなら、コレぐらいの違和感の時は先ず水分を大量に摂取して、膀胱を洗い流して様子をみてからそれでもひどくなるようだったら抗生物質を飲むようにしているが、12日後に海外旅行に行くので、今回は早めにフロモックスを服用した。
が、2時間立っても違和感が消えるどころか増々ひどくなり、頻尿と痛みで眠れなくなった。3Fの自室から2Fのトイレに10分おきに通わなければならなくなり、5年前に買い込んだまま使わなかったポータブルトイレを出して、自室に置き、一晩中、そこで排尿することになった。ベッドに横になると、よけいに膀胱が刺激されるので、朝まで机にすわって時を過ごす。
今までならフロモックスを飲んで3時間もすれば、嘘のように軽快するのだが、今回はフロモックスが効いていないのか、ひどくなる一方。一刻も早く膀胱についた菌を洗い流すべく、大量の水分を飲むが、2リットル近く飲むと、胃が水分でいっぱいになり、これ以上は水分を飲めなくなる。
何とか朝食を摂って、2回目のフロモックスを飲み、いつもなら主治医のクリニックへ行くが、今回は近くの市立病院の泌尿器科へ行くことにした。
ここの泌尿器科は、昨日父の受診のために連れて行ったばかり。父は、昨日、超音波と膀胱鏡で検査した。
あまりにも頻発する私の膀胱炎が、ただ単にステロイド服用のせいだけでなく、何か他に原因があるのではないかとも思ったこと、フロモックスが効いていないように思うが、このままフロモックスを飲み続けた方が良いのかどうかの専門家の意見を聞きたかったことの2つの理由で、膀胱炎で初めて泌尿器科を受診した。
すでにフロモックスを服用していたので、尿検査で原因の菌を見つけることができないかもしれないが、菌の培養と薬剤感受性検査をすることになった。検査する薬は、フルマリン・ファーストシン・クラビックス・フロモックス・フアロム・メロベン。うち、フルマリンとクラビックス、フロモックスは使用したことがある。
先生は、膀胱炎を起こす細菌の80%はクラビットが効く。残り20%にフロモックスとおっしゃる。クラビットは以前飲んで効かなかったというと、たまたまその時の菌にクラビットが効かなかっただけの可能性もあると言われる。また、フロモックスは効き出すのに時間がかかるから、今しばらく飲み続けるように言われた。
この26年間で膀胱炎にはケフラール・フルマーク・バクシダール・トスキサシン・シプロキサン・クラビット・ガチブロ・フロモックスの順で、フルマリンは点滴で使用した。
服用年数はトスキサシンとフロモックスが一番長く、クラビットの服用期間は短い。クラビットを服用しながら旅行していて、膀胱炎から腎盂腎炎に悪化し入院した経緯があるから、クラビットにはなんとなく拒絶反応がある。(^-^;)
ステロイド服用以外の原因で膀胱炎が頻発しているのかどうかを、腹部や骨盤部をレントゲン撮影・超音波、CT撮影なので調べることになった。
結果は、膀胱・腎臓・尿管などに異常は認められず、やはりステロイド服用が原因だろうという診察だった。
最初、レントゲン写真に膀胱部に白い小さな影が写っていたので、膀胱結石か尿管結石の存在を疑われたが、CT検査で、それは子宮にあることがわかり、子宮内に石灰化があるが、心配はいらないと言われた。
それより、ショックだったことは、レントゲン撮影画像で、背骨の腰部が圧迫骨折して「く」の字に曲がっていることだった。
圧迫骨折もステロイドの副作用だが、この若さ(^-^;)で、まさか「く」の字に曲がるような骨折をしているとは、ショック以外の何物でもない。
そういえば、最近、足や手に痺れを感じることが多くて、もしや脳梗塞・・・と疑ったことがあったが、痺れの原因は「く」の字に曲がった背骨の圧迫骨折にあったのかもしれないと思った。
もし、そうなら、圧迫骨折は最近のことになるが、思い当たることが一つだけある。
それは今年の初め、父がまだ在宅介護で過ごしていて父の介護で田舎に帰省していた頃、蔵の中に保管していたお米30㎏を2袋運びだして、宅急便で送るべく荷造りしていた時、腰で「グキッ!」と音がしたようなことがあったが、別段痛みは無かったので、気にもとめなかったが、恐らく、あの時に圧迫骨折したのではないかと疑うが、もう後の祭り・・・。
以前にもステロイドによる骨粗しょう症予防のために「ボナロン」を飲んだことがあったが、副作用の「胸焼け」が出て飲めなくなり、その後何ら対策を取ってこなかったことが裏目に出たか・・・。
午後に、主治医の診察に行き、今日の泌尿器科受診の経緯を話したら、ボナロンは副作用でダメだったが、「ボノテオ」なら副作用が出ないかもしれないから、それを飲むように処方された。
ステロイドに命を託しているのだから、贅沢は言えないが、身を削ってのお付き合いには時々落ち込むこともある。
『命あっての物種』・『命あっての物種』・『命あっての物種』・・・とつぶやく。
そんなわけで、昨日は父の施設に行けなかったのを夫が気遣ってくれたらしく、夕飯を食べている時に「帰宅途中に施設に寄ってお義父さんの様子を見てきた。」と言った。父が心配するから、まさか私の緊急通院のことは父には言っていないと思っていたら、今朝から、父が何度も携帯をかけてくる。「無理するな、無理するな」と心配する父の声が録音されているので、慌てて父のところへ飛んでいく。
それから、私が入院中に女性の方が圧迫骨折で入院されていましたが、ベランダの洗濯物を取り入れるとき、纏めて取り込んで、座敷のテーブルの上へ放りなfげていたら、3度目に腰がギクッとなって圧迫骨折になったそうです、膀胱炎の治療と共に快癒されますことを祈っております。
膀胱炎の方は主治医・泌尿器科の先生からも旅行許可をいただきました。2種類の抗生物質を携帯して・・・。
13年前、同じく膀胱から腎盂腎炎になりました。入院はしなかったけど、点滴をしながら通院しました。
読んでいて感じたのは、薬の効果も、医者の言うこともそれぞれだなってことです。13年前のとき先生から「9割の人はこれで良くなる」とオゼックスという抗生剤が効かず悪化、それをクラビットに変えて良くなりました。
今回は検査したら白血球の数値が低いので膀胱炎とは言えないが、症状が似ているので様子をみるようにとのことで初めてフロモックスをもらっています。先生によって出す薬も違うんだなと思いました(^_^;)
不思議なことに4年ほど前から膀胱炎の症状が出なくなりました。相変わらず、尿中に白血球や細菌は少し出ているのですが、症状が出ないので、抗生物質を飲まなくてもいい様になりました。細菌は、培養するといつも「大腸菌」ですが・・・。
主治医は「クランベリーのキナ酸が膀胱の壁に細菌をくっつきにくくしているのではないか」と言われます。
最後の抗生物質と言われた「グレースビット」が効かなかった時から、主治医の勧めで「クランベリー」をサプリで摂るようになりました。今も毎日カプセルで飲んでいます。海外旅行へ行くときは、念のために「クラビット」を予備に持っていきます。
腎盂腎炎になるのが一番怖いですが、「水分をたくさん摂って膀胱を洗い流す」ことを心掛けていれば、時間はかかってもきっと良くなる日がくると思いますよ。
焦らないで、ボチボチね~♪(^^ゞ