入居当日は、岐阜に住む弟が前日から綾部に戻り、父母と荷物を積んで、高速を飛ばして2時間、私と夫が整えておいた施設の部屋まで運んでくれた。弟と母は、その日は私宅に泊まり、翌朝、父に別れを告げて帰っていった。
母が父の引っ越しの準備をキチンと整えていなくて、足らないものが続出。夫と私は買い物に走る羽目になる。
一番困ったのが椅子。
父は心筋梗塞とパーキンソン病症候群で要介護3だが、日中はどんなに疲れていてもベッドに横たわらず、一日中椅子に座って過ごして生活する。あまりに長時間座るので、お尻には座り胼胝ができているぐらい。
その父が座るのに実家から施設へ持ってきた椅子がコレ。↓
パーキンソン病症候群で動きが不自由になった父のために、私が数年前に生協で注文して配達してもらった回転する食卓椅子。実家では主に食事をするときに使っていたが、こちらに来た父の様子(父は椅子に座るとしばらくして居眠りを始める)を観察しているうちに、施設でこの椅子で一日を過ごすのは危険だとわかり、あわてて代わりの椅子を買いに走る。
新しく買った椅子がコレ。↓
展示品で少しはお安くなっていたが、結構な値段の椅子。足にはコマが付いていたので、固定するためのストッパーを取り付けたら、背の低い父には少し座高が高くなったが、なんとか一人で座れる。
座った父の姿、さっそく居眠りを始めた。(^-^)父はこういう姿勢で一日を過ごすのだ。↓
この写真を弟に送ってやったら、「なんか書斎みたいですな。物書きに良さそうです。」という返事が届いた。
テーブルは、10年前に義父母が亡くなり処分した夫の実家で使っていた食卓。
dandeさんもどうか疲れが出ないようにご留意ください。
父の老人ホームは我が家から5分なので、毎日午前と午後に様子を見に行っています。今日は、午後から車で父と藤井寺の眼鏡屋さんと時計屋さんへ行きました。4時間近く、コチラのほうが疲れますが、父は案外しっかりして過ごせたので驚きました。身体が不自由になったとはいっても、田舎育ちで、元々の体力があるのでしょう。
こうして父と過ごせるのも良き思い出になるでしょう。
GWには1週間ぐらい、綾部に帰れるようにしてやりたいと願っています。