以来、毎年申し込みに応募し、当選したら人間ドックを受診するようになった。
初めての受診は2006年9月だったが、その時にオプションで癌マーカー検査を受けられることを告げられた。
2003年のペルー旅行で膵臓をやられてからずっと膵臓を患っていた(リパーゼの値が基準値を超える)ので、膵臓の癌マーカーを希望したら、DUPAN-2とNCC-ST-439の癌マーカーの検査をセットしてくれた。
結果はどちらも正常値で安心したが、リパーゼの値はずっと高いままだった。
翌々年、また当選したので、人間ドックを受診した。
今度は欲張って、膵臓の癌マーカーだけでなく、全セットを申し込んだ。
全セットには、AFP, CEA, CA19-9, CYFRA, ProGRP, DUPAN-2, NCC-ST-439, AFP-L3, PIVEKA-Ⅱの9つの癌マーカーがあったが、何と、CA19-9の検査値が53.4U/ml だった。これの標準値は37.4U/ml 以下。
CA19-9とは、何の癌マーカーなのかと調べてみたら、膵臓癌!
リパーゼも数値が改善されないままっだったので、主治医の紹介で、腹部CT検査を受けた。
「CT上は膵臓に明らかな腫大や膵管の拡張所見、石灰化等を認めない」という結果だったので、様子見ということになった。
去年、また当選して人間ドックを受けたが、受診機関を変わったので、癌マーカー検査オプションがなかった。
心配の種は翌年の受診に持ち越されることになった。
今年、また当選したので、癌マーカー検査が受けられる受診機関で人間ドックを受診した。
その結果が一昨日届いたが、CA19-9が34.7U/ml に下がっていて、胸をなでおろしている。
最近は、リパーゼの値も正常値範囲内で維持できるようになっているので、膵臓がだいぶ修復されたのではないかと言う気がしていたが、それがCA19-9の値に反映しているのかもしれない。
癌マーカーがどの程度、癌早期発見に有意性を示すのかは専門家ではないからわからないが、SLEとステロイドで全身がかなり傷んでいる身には、今回の癌マーカー検査結果はうれしい検査結果といえる。
ちなみに、この受診機関の私の人間ドックの総合判定は、
2009年は全6段階中の下から2番目(^ー^;)、今年は下から3番目(^ー^)。
"一病息災"とは、なかなかいかないようだ。