24:19 このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った。(新共同訳)
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モーセの兄アロンには4人の息子がいたが、2人は主の前に罪を犯したために死んでしまい、残ったエレアザルとイタマルがアロンの後を継いで、祭司の務めについていた。
[レビ記]10:1 アロンの子のナダブとアビフはそれぞれ香炉を取って炭火を入れ、その上に香をたいて主の御前にささげたが、それは、主の命じられたものではない、規定に反した炭火であった。10:2 すると、主の御前から火が出て二人を焼き、彼らは主の御前で死んだ。
ダビデが約400年後に、くじ引きによって24組に再編したことが24章に記されているが、くじ引きで決めたというのが興味深かった。
鎌野善三師(『3分間のグッドニュース 歴史』)によれば、聖書の中では時々くじが用いられていると言う。箴言には
[箴言]16:33 くじは膝の上に投げるが/ふさわしい定めはすべて主から与えられる。
と書かれていて、くじによって主の御旨が知らされると考えられていたそうだ。
「くじによって」とは、ずいぶんいい加減なように思えるが、考えてみれば、鎌野師が言われるように、「自分の思い通りにはならないこと・どのような結果になっても従いとおす」という意味で、主の御言葉を聞く時の私たちの立場・姿勢に相通じるものがあることを教えられた。