1週間ほど前の3月3日に、お風呂掃除をしていたときのこと。
しばらく風邪で家族に迷惑をかけた罪滅ぼしにと、常より丁寧にお風呂掃除をした。とは言っても、無精者の私のこと、いつもどおり、洗い場から身を乗り出して湯船の中を掃除していた。胸は湯船のふちに当たっている。
そのままの姿勢で、もっとよく左側を擦ろうと左を向いた途端、あばら骨の右下部分が強く湯船のふちに擦られて、「コリッ!」という音がした。一瞬、「痛い!」と感じたが、その後、別にどういうこともないので、午後から仕事に行き、夜は”鬼の居ぬ間の洗濯”よろしく、天王寺で娘と待ち合わせて、沖縄料理を食べに行った。
2、3日後、寝ていてふと右胸下に手を当てると、そこが痛いことに気がついた。
思い当たるのは、風呂掃除のあの出来事しかない。たぶん、あのときに筋肉でも傷ついたのだろう・・・と思い、様子をみることにした。
その後、同じ状態(立っている時は痛みは感じないが、仰向きに寝ると痛い)だったが、何だか腰が異様に凝って、座って作業するのが辛くなったので、アンメルツが手放せなくなった。
どうして、なかなか痛みが消えないのだろう...と、心の奥底では気になっていた。
今週の礼拝でH姉が私を見て、右胸下辺りが痛そうに見えたそうで「どうしたの?」と心配そうに尋ねてくれた。私が何も言わないのに、彼女はどうしてわかったのだろう?彼女は介護のプロだから、私の姿勢から何か異常に気がついたのだろうか?と思いながら彼女の顔を見つめていたら、「牧師先生の奥様が転んで骨折されたよ」と教えてくれた。
ああ・・・私たちのような年齢になると簡単に骨折するものだなあ...もしかしたら私のこの右胸下の痛みも肋骨の骨折かヒビかもしれない、と急に不安になる。
心なしか、だんだん痛みが増していくような感がしていたら、昨日は起きた時から立っている時も痛くて、朝食の時に家族にそのことを話したら、「あばら骨は簡単に折れるから、骨折の可能性がある。一度病院で診てもらう方が良い」と忠告された。
その日は痛くて、歩くのも辛かった。いつものジーンズもきつく、腹部が膨張しているような気がする。ジーンズの圧迫で、余計に肋骨右下部分が痛くなる。
午前中の仕事を終えて、いったん帰宅し、すぐに海外旅行のキャンセルについて調べた。出発日まで後18日に迫っていた。20日から3日前まで、キャンセル料は同じだったので、先に医者の診察を受けようと思った。
午後からまた仕事があるから、仕事を終えてから夕方病院に駆け込んだ。
で、先生の診立ては、肋骨の骨折やヒビではなくて、「肋軟骨炎だろう」とのこと。
痛い部分の触診だけで、レントゲンも撮らなかった。(^-^;)もちろん薬もない。消炎鎮痛の貼り薬だけ出してくれた。海外旅行も大丈夫とおっしゃる。「一人参加なので、私が17キロ近くのスーツケースをもち上げなければならないんですよ。そんなことしても大丈夫でしょうか?」と尋ねると、「大丈夫ではないでしょうが、キャンセルするほどのことでもないですよ」とのお答え。
「良かった!」という思いよりも、「ホンマなん?」という疑念もわいてきた。
夫はレントゲンを撮らなければわからへんのやから、明日もう一度別の病院で診てもらった方が良いという。しかし、軟骨の場合は、レントゲンでは撮影できないともネットには書いてある。
確かに、あの先生は整形外科が専門ではない。しかし、私が地元で一番信頼している開業医で、私のSLEのこともよく知っていてくださっているし、今までも適切な治療をしてくださっている。処方される薬も最低限に抑えてくださる。
いろいろ考えた末、先生のお言葉を信じて、3日前までこのままで様子をみることにした。
それにしても、本当に次から次へと心配の種が増えていく。
しばらく様子を見て、決して無理なさいませんように。。。
こういう病気持ちつつ申し込むのだから、キャンセル料は最初から覚悟していますが、もし決行して外国で具合が悪くなったら・・・と考えると、不安です。
しかし、不安だと言えば、以前から具合の悪いところを引きずっての旅行だったから、いつもとたいして変わらないような気もするんです。変わったのは、たぶん、歳をとったこと。歳をとって、身体の少しの不調にでも対処できなくなってきていることを認めざるを得ません。
早くけりをつける方が楽なのですが、もう少し様子見します。
私も少しキツメのコートなどを着る時に、無理に肩をひねって痛めたりと、若い頃と違って気をつけなければと思わされます。
「歳をとると、粗忽者は身を滅ぼす。」と、自戒します。(^-^;)
「いえねこ」様も携帯変更で、今まで以上にご家族様の会話が弾みますね。娘がよく言います。「私とお母さんは電話料金無料なんやで!そやから、外から家にいる私に連絡するときは、家の電話にかけないで、携帯にかけて!」と。(^-^;)