そのことの意味を、海外のメディアが競ってトップニュースとして報じている。
昨夜、開票速報を見ながら、Googleでスペインではこの結果をどう報じているのか調べていたら、飛び込んできたのが Japón se prepara el mayor vuelco electoral en 54 años (El PAÏZ) という記事の見出し。
55年体制ができた年に私は生まれた。だから、生まれてからこの歳まで、政権を担当している政党はずぅ~と自民党だったもといえる。(※約8ヶ月の細川連立内閣はあったが)。いわば、自民党の一党独裁が54年間続いていたということになる。
各政党の良し悪しは別にして、私は一つの党が長期にわたり政権を担当し続けることには反対だ。
誰の政権の時だったか、自民党政権を変えられそうな希望がわいてきた時、公明党との連合政権ができて自民党政権の延命化が図られた。選挙制度も彼らに有利なように変えられて、政権交代の芽が摘まれたかに思ったが、何と、その小選挙区制を逆手にとって、日本国民は自民党政権にNO!を突きつけたのが昨夜のこと。
本質的には、自民党も民主党も変わらないと思うが、とにかく一度政権交代させて、民主党がどういう政治をするのか見てみたいと思った。
民主党の政治が悪ければ、私たちはまた「NO!」を突きつけて、別の政党に政権を担当させればいいのだ。
それが国民の力でできることを私たちが体験したことが一番大きな収穫だと思う。
そして、「日本国民が政治的に目覚めた」ことの意味を世界が教えてくれているような気がする。
ちなみに、民主党はスペイン語では(PDJ)Partido Democrátido de Japón /(PD)Partido Democrático
自由民主党は、(PDL)Partido Demócrata Liberal ,(PLD)Partido Liberal Democrátoco / Partido Liberal Demócrata と表記されていて、揺れがみられる。