父は6月後半に帰省したときよりも症状が進み、元気がなかった。
鼻水が止まらないので、常時左の鼻にティッシュで栓をしている。
また、右肩が痛くて上がらないという。整形外科で診てもらったら、パーキンソンの症状だといわれ、これ以上薬を増やすことができないので、我慢する以外にないとのこと。
8日から高校野球が始まり、一日中、テレビを見ている。6月よりもより一層難聴が進み、飛び上がるほどの大音量にしている。この音量では母が困るかと思いきや、母も難聴が進み、これでちょうど良いという。
町とは違い、家が詰まっていないので、ご近所で文句をいう人もいないが、3日目に私は頭痛と吐き気に悩まされるようになった。
最初、どうして頭痛と吐き気がするようになったのか、わからなかった。
帰りは長時間バスに乗るので、もしかしたら、バス内でもどすかもしれないとナイロン袋を用意して乗車したが、時間を経るほどに気分が良くなり、バス内で気持ちよく食事することができた。
それで、ふと、あのテレビの大音量が原因ではなかったのかと思い至った次第。
私はもしかしたら物音に敏感なタイプなのかもしれない。少しの音でも目が覚める。
夫が早くも老人性難聴なので、最近テレビの音を大きくするがそれがイヤで、居ないときはすぐにもとの音量に戻す。娘が「お母さん、うちはテレビの音量はよそに比べると小さい方やで。」という。
音楽とかのかけっぱなしというのも苦手。もちろんBGMもあまり好きではない。かかっているとその音に気をとられるのがイヤなのだ。夫も娘も気を取られないというが、私は取られるタイプなのだろう。音楽やほかの音が聞こえてくると考えに集中できないので、あまり好きではない。
だから、普段は無音状態で暮らしている。現代的ではないかもしれない。
頭痛持ちではないので、頭痛の経験はほとんどなかったが、これからは帰省するたびにテレビの大音量に悩まされるのかと思うと、父や母に何と言って良いやら・・・。
人それぞれで、弟はあの大音量でも大丈夫なのかもしれない。