当初の計画通り、3年間営業職でキャリアを積んだ後、そのキャリアを武器に転職したのだが、
思わぬご時勢で、転職が決まったと聞いても、内定取り消しの憂き目に遭わないかと、
親としては、テレビなどのニュースを聞くたびに、心落ち着かない毎日だった。
その息子が、友人の結婚式出席のため、この週末に大阪へ帰ってきた。
昨夜、夜の9時ごろ、家に着いて、今日は昼食を食べて、また東京に帰ると言う。
久しぶりに親子水入らずで食事をしたかったが、今日は教会で予算総会があったので、
礼拝後に家に帰ることができないため、昼食を用意して、息子に別れを告げ、
後は夫に頼んで、教会へ出かけた。
4時前に帰宅したら、私の机の上に何やらプレゼントのような物が置いてあった。
娘に「机の上に置いてある品物はあんたが置いたの?」とたずねると、
「うちは知らんでぇ・・・」という返事。
私の誕生日はまだもう少し先だが、
これはもしかして、息子が私の誕生日プレゼントに置いて帰ったのだろうか・・・?と思って、
開けてみると、バーバリのハンカチセットだった。
息子にメールしたら、
「つまらない物やけど誕生日プレゼントやから使ってもらえれば。」という返事が返ってきた。
口数の少ない息子だが、家を出て自立してからは、
家族のために細やかな心遣いをしてくれるようになった。
後で、娘が「お母さん、さっきの品物、結局何やったん?」と聞いてきたので、
「兄ちゃんがお母さんの誕生日プレゼントに置いて帰ったみたいや」と言うと、
「ふ~ん」と複雑そうな表情をしていた。
ざまあみろ!
あんたは母さんのこと血も涙も無い鬼のように言うけど、
兄ちゃんはチャント母さんのことわかってくれてるのやから!と、
思わず、心の中で叫びそうになった。
優しい息子さんですね。
思いがけないプレゼントって嬉しいものです。
女の子も案外照れ屋で素直になれない事も多いですが、お母さんの事しっかり見ていると思いますよ。
私も優しい息子が欲しいでぇす!
いかがお過ごしでしたか?お義父母様方もお健やかにお暮らしですか?気を使われることが多くて大変だと思いますが、どうか亡きご両親様の分までお世話してあげてくださいね。
娘さんたちも相変わらず賑やかなことでしょうねぇ。一緒に暮らせる今が一番幸せな時じゃないでしょうか。
それにしても皆がたどる道とはいえ、親とはせつないものですね。見守ることしかできないのだから・・・。
この簡単なことが息子にはできても、娘にはできない私を日々反省させられています。『(^-^;)
麿さんには優しい旦那様がいるから、息子は我慢してね~。