私たちが最終的に目指す旅のスタイルは「NHK 世界ふれあい街歩き」のような旅です。
オンライン英会話でのネタ仕込みで、世界遺産についてネットで調べていた時、上記の言葉を掲げているある方のブログにたどり着いた。この言葉、まさに「我意を得たり!」と、同感。
この方は、55歳で早期退職して、以後、海外と日本の両方で生活されている方だが、ブログと言ってもかなり大がかりな構成で、「ロングステイ」や「定年後の過ごし方」「世界遺産の旅」など、多岐にわたっている。
「ロングステイ」のカテゴリでは、海外と日本の両方で生活された10年間のご報告が紹介されている。来年夫が定年退職したら、今までよりももっと自由に海外短期滞在を繰り返したいという希望を抱いていた私には、本当に参考になり、心強い味方を得た感がする。
この方はこう結論付けていらっしゃる。
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リタイヤ・退職して早や10年、65才の高齢者になりました。
この10年の間、退職直後は年に6回、二月に一度はロングステイごっこや、ディープなアジア、南米を旅してきました。 ロングステイ地として人気の国・都市・場所に一ヶ所滞在し、本当にこの場所で楽しく、飽きもせずに暮らして行けるか 試してきました。
結論は・・・日本人にとって、日本が一番快適に過ごせる超ロングステイ地である。と確信しています。
それでも、心も体も解放され、自由になれる海外の滞在地は好きです。
自分で決めた予算が許す限り年に何度も行きたいです。ホノルルワイキキの青い海と風・バンコクの雑踏のアジア的な心地よさ・バリ島ウブド の人々のもてなしが私たちを惹きつけます。
もう無理をしての海外滞在ごっこは止めました。
お気に入りの土地の馴染みの宿に行けば、顔馴染みのスタッフが「おかえりなさい」と日本語や、英語「Well come back」と迎えてくれ、一観光客として、 何時ものように、特段なにをするではなく、朝夕の散歩、顔なじみのオバサンの食堂で夕飯を食べて、少しホテルスタッフと おしゃべりして寝る、1週間・10日間過ぎたら、必ず日本に帰る、何のストレスもない旅のスタイルが
ショート・リピートステイ です。
それは、お金がかかるのでは?
2ヶ月或いは3か月に一度、違った場所・国に1週間か10日間滞在する費用(予算二人で180万)と、1年間異国でロングステイ生活する費用+チケット代を比べると、 生活レベルにもよりますが、年に6回、違った場所にショート・リピートステイするほうが、結局安くつきます。
「ロングステイ情報 団塊世代夫婦による最新海外ロングステイ情報 」より引用
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私が望んでいる旅のスタイルもそう。
1都市に滞在して、地図を片手に公共交通機関に乗ったり徒歩で、その街の世界遺産を巡り歩く一人旅を始めてから、2年が過ぎたが、すっかり魅力に取りつかれ、今までに、ソウル・マドリッド・ロンドン・パリ・マカオ(香港)と、街歩きを楽しんだ。
格安の航空券を使い、2つ星か3つ星程度の安いが駅から近いホテルに連泊し、地元のおっちゃんたちが入る安食堂かテイクアウトで食事して、ほとんどショッピングはしないから、年に3回ほど出かけても、日本国内を同じぐらいの日数旅行するのと変わらないくらいの費用で済んでいる。
海外ロングステイに憧れたことはあったが、病気持ちなので、病院通いのため、1ヶ月半以上日本を留守にすることはできない。さらに常にステロイドを服用しているので感染しやすい身体であることを考えたら、一人旅の旅行期間は最大でも2週間が限度だと思う。
私のような年齢では、海外旅行に出るには、寿命ではなく、健康年齢を考えなければならない。病気持ちの私には、よくて後10年ぐらいしか残されていないことを思う時、心は焦るばかり。
で、つい先だってマカオ&香港から帰国したばかりなのに、来年早々ギリシアのアテネに出かけようと計画しているのだ。
半年前にキャンセル不可のキャンペーン価格でGetしたトルコ航空のヨーロッパ往復25,000円のチケットで、1/2深夜出発、1/3の9:05アテネ着、1/7の21:50アテネ発で、関空着が1/8の18:45。これなら翌日からの仕事始めにも間に合い、ギリシアでほほ5日間過ごせる。
ようやく、ほとんどプランはでき上がったが、まだ夫には言えないでいる。(^-^;)