世界中から多くの観光客やクリスチャン達がそのセマナ・サンタを見に集まっていると言う。
私はどうしてグアテマラのセマナ・サンタが有名なのかと、今まで疑問だった。
というのは、スペイン語圏のカトリック国にはすべて盛大なセマナ・サンタがあるのだと思っていたからだ。だから、メキシコやペルーなどでも、プロセシオン(山車)などを繰り出して、盛大にセマナ・サンタを祝っているのだとばかり思っていた。
ところがそうではなく、プロセシオン(山車)などがあるのはスペインとグアテマラだけなのだそうだ。(と、グアテマラのイングリッド先生は言う)
スペインはスペイン語圏の本家だからわかるが、どうして、そのスペインのセマナ・サンタの風習がグアテマラだけに伝わった(または、残った)のだろうか・・・と、不思議に思っている。
日本のクリスチャン達も、今週から、レント(受難週)に入る。
同じキリスト教と言っても、宗派や国によって、イエス様の復活を祝う行事の仕方が異なるので、いつも戸惑う。
カトリックと違って、プロテスタントの宗教行事はあっさりしている(苦笑)。
「偶像崇拝禁止」ゆえだろう。
でも、イングリッドの言った「(神に対する)喜捨なのだ」という言葉がなぜか心に残る。
よくわかりませんが、日本のプロテスタント教会はあまりにも忙しすぎるように思います。独立採算制というか・・・信者がある意味で教会を支えなければならないシステムだから、当然でしょうが、時々精神的にも肉体的にも疲れを覚えます。教会は私にとって「学校」のような存在になってしまっているように感じることがあります。
カトリック教会のこと、よく知りませんが、グアテマラのイングリッドと話していると、私たちとは別の教会を感じます。