ようやく今日の午後ぐらいから快方に向かっているのを
身を持って実感できるようになった。
膀胱炎でもそうだが、
自分の身体に菌をやっつける力があまり無いので、
いったん罹るとなかなか治らない。
風邪を引いても、普通は熱も出ない。
(インフルエンザは別。これはさすがに私でも熱が出る)
風邪薬を飲んでも症状はほとんど改善されないので、飲まないことにしている。
ただひたすら、我慢して付き合うだけ。
いつかは必ず治ると信じて。
毎日、夫が尋ねる、「もう良くなったか?」と。
夫にしたら不思議なのだろう。どうしてそんなに治りが遅いのか。
良くもならずに、またそんなに悪化するわけでもなく、
咳と鼻水と、喉が痛くて声がかすれ、ドロリとした痰ばかりが延々とでる。
あまりに咳くから、しまいに喉から血が出る。
こんな風に熱も出ずにズルズルと症状が続くのは、
高齢者によくみられる病気の状態だと思う。
高齢者と違うところは食欲が全然落ちないことだろうか。
これは娘がいつも不思議がるが、たぶん、ステロイドを飲んでいるからだろうと思う。
私が病気で食べられなくなる時は死ぬ時しかないと、家族の者は思っている。
そんな程度の症状だから、風邪で仕事を休んだことはない。
たいした時間数ではないのだが、喉を使う仕事なので、
帰ってくると声がかすれて、ほとんど出なくなるのが辛い。
SLEだと、個人差はあるかもしれないけれど、
「風邪を引いたら、高齢者と同じ症状」と考えた方が良いというのは私の経験則。