人気ブログランキング | 話題のタグを見る

一歩一歩!振り返れば、人生はらせん階段 ippoippo51.exblog.jp

好きなリンク先を入れてください

ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

モンゴル高原のケレイト族


DVD『チンギス ハーン1』を観ていて、驚いたことがあった。

若き日のチンギスが、亡き父のアンダ(同盟者)であったケレイト族のトリオル汗を訪ねる場面。

トリオル汗が「主の祝福・・・」とか「神の証人・・・」という言葉を発するのだ。

駐留地の入り口ゲートには、十字架のようなものも掲げられている。

ええーッツ???
12世紀ごろにモンゴル高原の遊牧民の1部族がすでにキリスト教徒だったの~?とビックリした。

後で調べてみると、
ケレイト族は、1007年に部族をあげてキリスト教に改宗したのだそうだ。

契丹の遼の下で、ケレイト族は東西交易に参加していたために
西方からネストリウス派のキリスト教が伝わったと言う。

この部族は、チンギス・ハーンが即位してモンゴル帝国が成立した後も、
チンギス一門の姻族(チンギス4男の夫人で、フビライの母はケレイト族のトリオル汗の姪)となり、
モンゴル王家ではキリスト教徒にかなり好意的だったと言う。

この部族の名前は、現在でもカザフなどの中央アジアのチュルク系民族の間に
見出すことができるというが、今もキリスト教徒なのだろうか。
by dande550213 | 2006-07-23 09:38 | 映画・ドラマ | Comments(0)