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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
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1.作者不詳の「チャールダッシュ:ハ短調c-mollとイ短調a-moll」


日本では、「チャールダッシュ」と言えばスケートの浅田真央選手がその調べにのって舞ったモンティ作曲の「チャールダッシュ」が思い浮かぶほど、
Roby Lakatos ~ Czardas (モンティ作曲の「チャールダッシュ」)


まるで固有の曲名のように思われがちだが、「チャールダッシュ」はハンガリー音楽のジャンル名だと言われている。

世界の民族音楽通販の店「ZeAmi」のブログがあって、そこではYou Tube映像を発掘しながら店主の(Homayun)さんが世界の民族音楽を詳しく解説してくださっている。

私の大好きなサイトで、最近はいつもそこに入り浸っている。(((^^;)


チャールダッシュと言うのは、19世紀前半のハンガリー独立戦争の頃に募兵活動の中で生まれた男性の踊りヴェルブンクが基礎になってヴェルブンコシュが生まれ、更にそれが居酒屋(チャールダ)で洗練されてチャールダッシュが生まれたとされています。ゆったりとした哀愁漂うラッサンの部分と、急速なフリスカの部分からなる舞曲で、ハンガリーのジプシー楽団が盛んに演奏し妙技を披露、19世紀にはヨーロッパ中で大流行し、ウィーン宮廷は一時チャールダーシュ禁止の法律を公布したほどだったそうです。

ということだ。

だから、有名なモンティの「チャールダッシュ」以外にもハンガリーなどの東欧では、作者不詳の様々な「チャールダッシュ」が弾き継がれてきたようだが、元々が居酒屋のダンス曲だから、今となっては作者も曲名も不詳で、チャールダッシュの一種だということしかわからなくなっているようだ。







これと同じメロディで、イ短調に転調された曲に「チャールダッシュ:イ短調a-moll」というのがある。

「Csárdás a-moll」と表記されて、You Tubeにも多くの動画が上がっているが、一番気にいっている「Čardáš a-mol - Pecníkovci」を収録する。




しかし、同じ「c-mollチャールダッシュ」と表記されていても異なる旋律の曲もあるようで、「Gipsy music c moll csárdások」などはよく似ているが、少し旋律が違う。



まったく異なる「aranos: C mol csardas Mobile」というのもあって、その辺がおもしろい!*\(^o^)/*

このおじいちゃんは、青年時代に居酒屋で踊っていたチャールダッシュを覚えていて弾いているのではないだろうか?

by dande550213 | 2017-06-13 21:16 | 音楽・美術 | Comments(0)