24:17 ヨヤダの死後、ユダの高官たちが王のもとに来て、ひれ伏した。そのとき、王は彼らの言うことを聞き入れた。
24:18 彼らは先祖の神、主の神殿を捨て、アシェラと偶像に仕えた。この罪悪のゆえに、神の怒りがユダとエルサレムに下った。
24:19 彼らを主に立ち帰らせるため、預言者が次々と遣わされた。しかし、彼らは戒められても耳を貸さなかった。
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・・・ヨシャパテ→ヨラム→アハズヤと続いて、次はヨアシュ王の治世の記録。
彼は前王アハズヤの息子だったが、アハズヤの死後、アハズヤの母アタルヤが政権を握るために王の一族を皆殺しにした際に、王の娘エホシェバに助け出されて神の宮に6年間匿われていたという。
祭司ヨダヤは、ヨアシュを助け出したエホシェバの父親に当たるという。
この義父が生きている間は、ヨアシュは主の目にかなうことを行ったといわれる。
しかし、エホヤダが死んで、臣下たちが王を神のように祭り上げるようになってから、王の信仰が狂い始め、バアルの偶像崇拝に陥ったという。
7歳で王となり、40年間国を治めて、最後は病床で殺害された。
そもそも信仰とは、個人的な範疇に属することだと思う。
しかし、王ともなれば、信仰も個人的問題に帰することはできないのは今も昔も同じ。
もちろん、この時代は神聖政治だったので、もっと複雑。