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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213

「センテナリアン」と「命の回数券」の枚数


最近、「百歳以上の人々(百寿者)の世界」に関心が集まるようになった。

全国膠原病友の会関西ブロック「明日への道№140」(2016.10)の「健康寿命を延ばすためには」(大阪南医療センター 免疫疾患センター部長 橋本淳先生)の記事に
さて、クイズです。「今、日本で100歳以上の方は何人?」という問いに、答えが3つ用意されています。①5千人 ②1万5千人 ③6万人 のいずれでしょうか?正解は③で、すでに6万人を超え、さらに増え続けています。今後30年以内に60万人を超えることが予想されています。
というくだりがあって、”ヒェー、百歳以上の長寿者って、こんなに多いの!”と驚いたことがあった。


さらに2週間ほど前の某局のテレビ番組で、今やこの百歳以上の長寿者(百寿者)を「センテナリアン」というのだと知った。今、日本にはセンテナリアンが65,692人、世界中では45万人もいるそうだ。

Wikiには、110歳以上の百寿者を「スーパーセンテナリアン」と言って、次のように記されている。
115歳以上となると非常に稀有で、有史以来現在まで41人のみで、現在5人(エマ・モラノ=マーティヌッジィ、ヴァイオレット・ブラウン、田島ナビ、都千代、アナ・ヴェラ=ルビオ)が存命中。


何だか、今や”百歳以上生きるのが普通になりつつある”みたいな雰囲気だが、では、いったい人間は最大何歳ぐらいまで生きられるのかという問いに対して、最新の科学的な研究成果では「120歳前後まで」という結果が得られているそうだ。

つまり「120歳前後」が人間の寿命の限界だということ。



生き物は、基本的には、再生系の細胞は分裂を繰り返しながら生きていくのだが、その細胞が分裂できる回数は、動物種によって異なるそうだ。様々な動物の胎児の皮膚で分裂の上限回数を調べると、その動物種の最大寿命との間に曲線的な相関関係が見て取れるという。この相関性から、細胞の分裂回数が動物種の最大寿命を規定していると考えられるので、人間の場合、再生系の皮膚細胞は50~60回細胞分裂できることから、最大寿命はだいたい120歳前後と予測できるという。

この細胞の分裂回数を「命の回数券」というそうだ。

細胞のDNAの端っこに、遺伝情報が書き込まれず細胞分裂のたびに1枚ずつ切り取られて短くなっていく「テロメア」という部分があって、これが「命の回数券」とも言われ、人間の場合は約50枚ほど与えられているから、細胞の分裂回数は約50~60回まで可能。この回数券を全部使い切る年数を計算すると、約120年で、これが人の細胞のほとんどを占める再生系細胞のDNAに組み込まれた限界寿命といえるそうだ。



一方、非再生系の細胞(脳の中枢の神経細胞や心臓の心筋細胞など。生命の維持において高度な役割を果たしていて、簡単に置き換えるわけにはいかないから、生まれてからずっと同じ細胞が生き続ける)は多くはないが、そのDNAには「命の定期券」という「耐用年数の上限」を迎えると期限切れになって細胞の死を迎える仕組みがプログラムされているそうだ。


「命の回数券」と「命の定期券」のどちらによって個体の死が決まるのかについては一概には言うことができないそうで、また「回数券をどれくらいで使い切るか」「定期券がいつ切れるか」は、すべてが事前に決まっているわけではないそうだ。


種々の後天的な環境・生活要因の悪化などで「回数券」を早くに使い果たしてしまったり、「定期券」が早く切れてしまったりすれば、個体は最大寿命まで生きることができなくなるので、これらの悪影響を最大限に減らすことによって、人間は与えられた寿命を最大限に活かすことができるという。

センテナリアンやスーパーセンテナリアンは、人間に与えられた寿命を限界寿命まで最大限に活かす生活をしてきた人々とも言える。

(参考:「ヒトはどうして死ぬのか~死の遺伝子の謎~」田沼靖一 幻冬社新書 2010)






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by dande550213 | 2016-11-12 16:24 | 雑感 | Comments(0)