1月のアンダルシア旅行から帰って3週間でベトナム中部行き旅行の手配をしなければならなかったので、映画を見る暇もなかったからだ。
そして、3月の春休みには、3回目のドイツ旅行を決めている。もうすでに、飛行機のチケットだけ取ってある。
仕事先には、もし春期講習を私が担当する場合は4月に、ということで3月の春休みに出かけることに了解は得ているから、何の心配もないのだが、ベトナムがあまりにも良かったので、行き先をアジアに変更するかなど、迷い始めている。
おまけに3月5日には還暦同窓会。幹事として準備を急がなければならないが、今日はどうしてもやらなければならないことを離れて、やりたいことをしたかった。(((^^;)
だから、ネットで映画を見た。
一日中・・・。(^^;)
ウォッチリストに登録していた中から 「シャッター アイランド(字幕版)2009」
主人公のテディが何か精神的な問題を抱えているらしいことは最初から提示されていて、現実と妄想?過去などが入り混じり、何が真実・現実なのかわからず、得体のしれない圧迫感や不安感を抱えながら見ていた。
デュカプリオ演じるテディの精神が正常なのか、異常なのか?
彼は病気なのか、それとも正常だが陰謀に巻き込まれたのか、ハラハラ、ドキドキ。
結末に彼が語ったことば「どっちがマシなんだろうな。モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか。」を聞いて、彼は精神の病気だったが、正常にもどり、善人として死ぬ道を選んだんだ、と感じた。一種の自殺かもしれない。
彼は子どもを溺死させた妻を自分が殺したことを思い出して、それを見つめながら生きていくことはできないと思ったのだろう。彼はその事実を直視できなかったから、別人格を作り出し、その事実から逃避しながら生きてきたのだろうと思った。
こういう役を演じさせると、デュカプリオはピカイチのような気がする。
表情の一つ一つから、テディの心の声や感情が伝わってくるようだった。
テディという新たな人格を作り出して、演じている役者のイメージ(デュカプリオ)を忘れさせる。
これをヒョンビンならどう演じるだろうか・・・と思いながら、観ていた。
こういう役をヒョンビンに演じてほしい。