イケメンだから、その外面的な美しさに息を呑むのではない。
たった1枚のポートレートが彼の内面(精神・思考・感情など)を感じさせて、その崇高さと絶望感に息を呑むのだ。
ウィリアム・ジェームズの2分法でいうなら、きっと「病める心」の持ち主。少なくとも「健やかな心」の持ち主ではないだろう。
2014年公開された「イブ・サンローラン」(これはDVDで)
2010年のドキュメンタリーの「イブ・サンローラン」(これはBSで)
今年2015年にドキュメンタリーから逆さまに3本の映画で彼をみてきたけれど
映画の出来とかにかかわらず、現存のそれも同時代に生きた人物は本人がちらついてこの情報過多な時代では何処か白々しく感じてしまう意地悪な自分がいて自分にガッカリしてます(;_・)何とももったいない時間を過ごしてしまったことか(;_;)
ドキュメンタリーとかこのご本人様の強烈な個性を整理してもう一度見直そうと本当に思ってた時だったから何とも不思議な巡りあわせですよ!dandeさん!!(^▽^笑)
このポートレートに引きつけられて観たドキュメンタリーで初めて「サンローランの背景」を知ったばかりだから、整理も何も・・・(((^^;)
あきmamaさんは映画通だから教えてほしいのですが、今、どうしてサンローランが続けて映画化されているのでしょうか?
ただ、あまりに天才で、余りにも「小説より奇なりな」生きざまが映画というジャンルで脚本家、監督や俳優、美術関係等の方々の興味を引き、且つフランスはもちろん世界という舞台でも度を越した有名人であることが興行的にも魅力ある題材ってことなんじゃ?ってわかんないけどね(笑)まあ、確かに興味津々のお人には違いないよね。
前作はサンローラン財団公認で作られたから資金も出てるはずだし、後者は違うらしいからそれを踏まえて見ても面白いかもよ!
どちらもお薦めです!
ただ最近歳のせいかアニメとか見てる方がホッとする(笑)