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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213

にわか大家になる


今の家に越してきて3年目になる。
前の家から線路を挟んで歩いて4.5分。町会は異なる。

今の家は中古だから、幸い、前の家を売らずに購入できた。
といっても、私たちがお金持ちだったのではない。

自己破産された方の抵当物件だったのと、
夫の両親の遺産を貰ったばかりだった・・・という幸運が重なっただけ。

私たちは、次から次へと増えていく夫の蔵書に追いまくられて
暮らしてきたようなものだった。

転勤も無いのに、結婚して引越しは3回。
それも半径300メートルぐらいの範囲を3回も(笑)。

家を選ぶときは、蔵書の重みに耐えられるかどうかが一番のポイントだった。

今の家は、1Fに作業場に使っていた16畳ぐらいのコンクリートの土間があったので、
オープンハウスで見に行ったその日に、即日リーチをかけた。

夫はここに移動式書架を設置して、自分の要塞にしている。

もうこれで夫の本が押し寄せてこないと、私たちはようやく安住の地を得たような気がする。

前の家は、アレヨアレヨという間に地価が下がって、
売るに売れなくなり、野ざらしにしたままだった。

そこを半年ほど、倉庫代わりに格安で借りたいと知人が言ってきた。

この知人は夫の同業者で、彼もまた増え続ける蔵書に手を焼いていた。

自分の家にはとても収納できないので、
仕事先を自分の書庫がわりに不法に占拠して(笑)10年近く、
ついに追立を食らったのだ。

昨日、車で仕事先へ本を引き取りに行ったのだが、
収納するスペースが家にはないので、車から本を降ろすこともできないのだという。

そこで、娘さんが11月に結婚して家を出るまで、
本の保管場所に旧わが家を借りたいのだそうだ。

それも、一刻も早く本を降ろさなければ車も使えないので、
明日から本を搬入したいと言う。

それで、今日大慌てで、掃除に行ってきた。

電気はまだ使えるようにしてあるが、水道は止めていたので、
ペットボトル4本に水を入れて、自転車に掃除機やバケツを積んで出かけた。

娘の幼稚園の頃の絵や私のカレンダー、息子のポスターなどが
まだそれぞれの部屋の壁に貼られたままだった。

人生で一番楽しい時期だったはずなのに、
この家には私の悲しい・苦しい思い出が染み付いていて、
今日も掃除しながら、当時を思い出して、涙しそうになった。

15年ほど住んだ家。
隣近所はまだ以前のまま、同じ人が住んでいる。
窓から景色を眺めても、ほどんど変わっていない。

私たち家族だけが異次元の世界にワープしたような気がする、不思議な空間。
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by dande550213 | 2006-06-09 19:36 | 雑感 | Comments(0)