ハナはこの夜、ロビンとソジンが入れ替わっていなかったら、いくらロビンが好きでも、まだロビンには告白しなかったのではないだろうか。いつもと違うロビンを感じたからこそ、うっかり告白してしまったのではないかな?
ソジンに入れ替わったロビンに笑ってほしいとわざわざ自分の顔に炭をつけたり、居心地が悪いんでしょう?とすごく気遣い、この後、自分の悩みを打ち明ける。
6話まで振り返ってみて、ハナは大嫌いだと思っているソジンにはけっこう自分の悩みや苦しみ、心配事などをいつの間にか打ち明けてしまっているけれども、ロビンとはあまりそういう会話がないような気がする。(まだ、知り合って時間が経過していないだけかもね?)もしかして、ロビンはそういうことを話してみたくなるタイプではない?
何話だったか思い出せないけれど、この後、確か、ハナがロビンに「天使の橋で1年間ほど自殺しようと橋に来ていた少年を見守っていた」と言ったら、ロビンが「少年に助けられた後で好きになったのとは違ったの?」とか言って、少し驚く場面があったような気がするのだが・・・。
15年前、自分が1年間見守っていた少年がソジンであったことをハナは知らない。
自分を助けてくれた少年がロビンだったし、見守っていた少年と同じ顔で同じネックレスだから、ずっと見守り続けていた少年もロビンだったと勘違いしている。
自殺しようとして(ソジン)、自分を助けてくれた少年(ロビン)、を王子様と思い、恋していたハナ。
それは、17話でソジンが言うように結局、ソジンとロビンの両方好きだってことの「象徴」になる。
そのことに気がついていないハナ。
2人がDIDであったという真実を知らなかったし、まだ知らないから、現実の混乱にはまだ気がつかないけれど、おそらく本能的に無意識の世界では「見守っていた少年にも恋していた」ことに意識が動き、今もその少年を追い求めているのではないだろうか。
それが、無意識に、うっかりソジンに告白してしまうという「展開」に表現されているのではないかと、ふと自分勝手に邪推してしまった。(((^^;)
これを「運命の見えない手に導かれて・・・」と言い変えれば、何となく納得できるかも・・・。(苦笑)