見どころは昨日のうちに見て回ったので、今日の予定はコンスタンティヌスの共同浴場跡とアルル博物館。
雨なのでもう止めて、チェックアウトまでホテルでゴロゴロしていようかと思ったが、乗る列車が午後3時前の座席指定なので、出発を早めることも出来ない。
仕方なく、傘を差して出かけた。
ローヌ川沿いを歩いて浴場跡へ。
川沿いを吹き荒ぶ風が強くて、傘がひっくり返る。
さらに川沿いを15分ほど歩いてアルル博物館へ。
ここには昨日見た円形闘技場と古代劇場などの模型やアルルのビーナスの複製が展示されている。
ローマの植民都市時代のアルル
古代劇場とはこんなもの
アルルのビーナス
館内は見学の小学生や中高生で、にぎやか。
帰り道は行きとは違うコースにしたら、新市街の方へ迷い混んで、オロオロ。時間がたっぷりあったから良かった。
それでも駅で3時間がほど待つ。
濡れた靴を履き替えたり、トイレ探しに雨の中をまたスーツケース引いて出かけたり…。
トイレ探しには本当に泣かされる。
基本的に、駅にトイレが無いのだ。
仮にあっても構内のホームに。
よく休み時間や掃除があって、使えないことが多い。
駅の売店や見学施設なども12時から2時までは昼休みでクローズ。
ニースでもトイレ探しで苦労した。
フランス国鉄のおばちゃんにいじめられたが、最後には彼女、私のスーツケースにこんなタグをつけてくれた。
「SNCFはあなた方の楽しい旅を願っている(?)」
ふん、笑わせるぜ。