麻酔銃で撃たれたハナを乗せた車を見送るロビンの顔。
父親の所へ連れて行かれる玄関先で、帰ろうとする母親を見つける。
うれしそうな顔で駆け寄ろうとするが、
母親が駆け寄るどころか、後ずさりしたのを見て、
足を止めて、母親に他人行儀に挨拶する。
父親の前に出たロビン。つらそうな顔。
「なぜ、またお前は現れたのか!」と詰問する父の声を聞くロビン。
「私がどう答えたら良いのかわからない質問を毎回しますね、会長」(かな?)と答えるロビンが痛々しい。
いろいろやり取り(ロビンは自分の人生を認めてほしい)があって、父親はロビンに「おまえは偽物だ。悪童だ」と言い放つ。
「私は自分の人生を静かに楽しみたいだけで、あなたを混乱させるつもりはないのです」(?)と答えて立ち去ろうとするロビンに
「お前の人生なんて、どこにあるのだ!」と父親。
「お前はソジンの幻想的虚像に過ぎない」という父親の言葉。
薬を取り上げて、「この薬を飲んで寝ろ」とか、言っている。
「寝て、お前も消えてしまえ」?
ソジンがロビンに変わる引き金はわかったけれど、じゃ、いったんロビンになったら、どうやってソジンに戻るのかと疑問に思っていたけれど、「薬を飲んで眠ること」だったのね。。。
さらに父親は、「この5年間、ソジンは必死で努力してきた」と言い
「お前は息子じゃない」
「寄生虫だ」
「ソジンの寄生虫だ!」と言い放つ。
(続く)
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この5年ぶりの親子の対面の場面は、ロビンの気持ちを考えると、悲しくて辛くてやりきれない。
解離性同一性障害で現れた別人格を化け物のように思ってしまうことは有り勝ちだが、この父親はそれ以外に、ロビンが5年前に何か事件を起こしたらしいことも関係して、ロビンを忌み嫌っているようだ。