3時過ぎに家に着いて、家じゅうの戸を開け放す。
母は一人で待っていた。
しばらくして、弟一家が母のお骨を抱えて帰ってきたので、私と夫は外回りを担当。
夫は母の畑の草引きと山蕗の収穫。
この山蕗は亡き父が山の奥から株を持ちかえり植えた山蕗だと夫が言う。どうして夫がそんなことを知っているのかと尋ねると、ずっと以前に父から直接その話を聞いたという。私も知らないことを夫が聞いて知っていたなんて、何だかうれしくなる。
私は庭の草引きを担当。その後、築山の杉の落ち葉を掃除したら、もう時間になり、慌てて家の中に飛び込んで着替える。
母の姉が、三逮夜が終わったらすぐにお供えのお菓子を分けて参会者に配ることを教えてくれた。(^-^;)
今までは母任せで、私たちは知らないことばかり。
次は七逮夜で四十九日。