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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
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事実と伝聞と推測の区別


私たちは3人兄弟。私が長子で、3歳下の妹と8歳下の弟がいる。いずれも18歳で進学のため実家を離れたので、それぞれの性格の違いなど、意識したこともなかった。

大人になって、壮年期を終えようとする頃、両親の介護を通して話し合うことも多くなり、次第に互いの性格の違いを、私は意識するようになった。

私は父親似で、妹は母親似、弟はその中間のような気がする。

一例をあげると、父は何でもきっちりとつめる性格。論理的とかいうのではなく、物事や出来事などに関して、漏れがないか一つ一つきっちり点検して準備する。そういう人だから、大切な話では事実と伝聞と推測を区別して話すから、私は父との会話ではストレスを感じない。私もそういうタイプ。だから、私と父はけっこう他人から煩がられる。

母と妹は、どのような話でも事実と伝聞と推測の別を意識しないようで、私はいちいち文の主語を聞いて、この話は、事実を伝えているのか、自分の推測で言っているのか、それとも誰かの話の伝聞(受け売り)なのだろうか・・・と、うるさく確かめることに、頭を悩ます。

今回の母の病気に関して言えば、診察日が木曜日だったので妹に母の診察に付き添ってもらい、彼女から報告を受けて、対処方法を相談していた。

彼女の報告は、これは主治医の話、これは自分の推測という意識がないので、後で右往左往することになった。

例えば、母の病状で、妹は「母はすでに脾臓に転移しているらしい」と報告した。私は、主治医の先生が妹にそう言われたのだろうと思っていたら、妹の勝手な推測だった。

転院に関しても、「当日入院できる」というので、そう思っていたら、「当日入院できるに違いないだろう」という妹の推測だった。弟が確認してくれと言い、妹は確認をイヤがり、結局、私が地域連携係や母の主治医に直接電話して確認を取ったら、当日は外来診察だけで、その後入院するかどうかはその後の話です、と言われて、あわてて転院先病院の近くに宿を探すことになった。

妹にしたら、「姉ちゃんはいちいちしゃしゃり出て、細かく指示する」と思うだろうが、病気の母を抱えて路頭に迷うような事態に陥りたくないという「心配症のおせっかい」から、ついさし出てしまうのだ。

父の介護の時の約束通り、母の時は妹と弟が中心になって看てくれるものと期待している。私は裏方に徹して手助けするつもりだが、なかなか難しい。(^-^;)
by dande550213 | 2014-02-16 14:20 | 両親介護 | Comments(0)