「Haiyan 」は、先ほどの加盟国が提案した140個の名前の44 番目にあり、命名した国は「中国 」で、意味は「うみつばめ」だそうだ。
上記の気象庁のページには、次のようにも書かれているので、もしかしたら、甚大な被害をもたらした「Haiyan 」の名前は今後は使用されないようになるかもしれない。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
なお,台風の名前は繰り返して使用されますが,大きな災害をもたらした台風などは,台風委員会加盟国からの要請を受けて,その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。
ちなみに、日本が命名した名前は次の10個。首をひねるネーミングが多い。(^-^;)
命名した国と地域 呼名 片仮名読み 意味
5 日本 Tembin テンビン てんびん座
19 日本 Yagi ヤギ やぎ座
33 日本 Usagi ウサギ うさぎ座
47 日本 Kajiki カジキ かじき座
61 日本 Kammuri カンムリ かんむり座
75 日本 Kujira クジラ くじら座
89 日本 Koppu コップ コップ座
103 日本 Kompasu コンパス コンパス座
117 日本 Tokage トカゲ とかげ座
131 日本 Washi ワシ わし座
フィリピンでは、今回の台風は「Haiyan 」より「Yolanda」という名前がよくつかわれているようだ。これは従来の台風命名法による女性名か?
オンライン英会話はフィリピン人の先生だから、このところ、毎回、台風の話題からレッスンを始める。
講師によって、温度差がある。
今朝の講師の方は、知人が被災地に住んでいて、連絡が取れないと、涙を流していた。
地球温暖化の影響で、海水温が上昇して、以前にも増して、巨大な台風が数多く発生するようになり、日本もフィリピンもその襲来から逃れるすべがない、と嘆きあった。
被災地の人が回復する間もなく、また新たに太平洋に熱帯低気圧が発生したようだ。
冬型の気圧配置のおかげで、日本にはやって来ないが、またフィリピン直撃コースにならないかと、心配している。