パリの治安が急激に悪くなっているのが気がかり・・・というより、正直怖くなってきた。
「あの治安の悪いマドリッドへ行って来たぐらいだから、大丈夫でしょう...」と言ってくれる人もいるが、マドリッドは治安が悪くて観光客が逃げていくのをくい止めるために、近年警察が見まわりや取締りを強化していたから、まあ、危ない目には合わなかった。
おまけにスペイン語が少しは話せたので、観光客としての会話が全くできなかったわけではなかったから、恐怖は感じなかったが、フランス語となると何もわからないので、最低限の会話もできないことが心配の種。
一昨年、フランスを旅行した娘の話では、未だに英語が通じなかったそうだ。(^-^;)
フランス人はプライドが高いから、一応、「英語で話してもいいですか?」と片言のフランス語で聞いても、無視されて困った、と言っていた。
それと、ロマ(と思われる)の子どもたちの集団暴力スリやひったくりなどが横行していて、ツアーで旅行していても少し怖かったと言っていたから、フランス語のしゃべれない年寄り女の一人旅じゃ、生きて日本へ帰って来られるだろうか....と、不安でいっぱいになってくる。
普通に考えれば、『無謀無責任極まりない旅』と責められるだろうなあ...とも思う。でも、出かけてみたいという思いを止められない。冬山に出かけて遭難する人が今年は多かったそうだが、あの出かけていった人たちの気持ちがわかるような気がするのだ。
パリの宿泊日数を当初の予定より1日減らして4日間にし、トラブルの多い地下鉄には乗らないで徒歩で回れるように安くてロケーションの良いホテル探しに奔走している。
ホテル予約サイトから予約する際にも、最新の注意が必要だということがよくわかった。(^-^;)
料金の比較をするにも、室料だけでサービス料や税別の料金だったり、サービス料は含んでいるが税別料金だったり、全部含んでいる料金だったり、いろいろあって、それが見えるところには表示されていなくて、あちこちとサイト内を探しまわらなけければわからなかったり、挙げ句の果ては予約確認書に初めて記載されていたり...で、最低限いくら支払わなければならないのか、よくわからないのだ。
取り敢えず見つけたホテルを仮押さえするために、無料キャンセルの有無を確かめた上で、予約をしたら、「現地通貨での先払い」だったので、キャンセルで返金されるときに日本円への両替料金も取られて、キャンセルをしたら実質損をすることになったり...と、まあ色々勉強になった。
同じホテルでも提供しているサイトによっては部屋の種類が違っていたり、設備や注意事項が異なっていたり...と、肝心の知りたい情報がなかなかスムーズに得られないこともわかった。
パリは物価が高くて、ホテル代も春休みは★★クラスでも食事なしで1万円を超えるのも痛い。
取り敢えずは、ルーブル美術館やノートルダム大聖堂、オルセー美術館などに徒歩で行けて日本語が通じる従業員のいるホテルを予約した。