初めてパスポートを作った1993年頃は、「大(おお)」のローマ字表記は「O」か「OO」しか認められていなかった。そこで、「大(おお)」の表記に「O」を選んだ。同時に作ったカードのローマ字表記も「大(おお)」の部分は「O」にした。夫も表記は「O」だった。
しかし、パスポートを更新した2001年の時点では、「大(おお)」のローマ字表記に「OH」も選択できるようになっていたので、私は「OH」に変更した。その時に、係員から「家族のローマ字表記も統一すること。カードのローマ字表記がパスポートの表記と異なると海外旅行した時に問題が起こるかもしれない。」という注意を受けた。
家に帰って夫にパスポートのローマ字表記を「O」から「OH」に変更した旨を話すと、すでに前年にパスポートを更新していた夫は「OH」が選択できたにも関わらず、「O」で更新を済ませていた。
共に10年パスポートだったので、以後、発音上は異なる苗字で夫婦として海外旅行していたが、別段支障はなかった。カードとパスポートの表記も異なっていたが、それもたいして問題にはならなかった。ツアー旅行がほとんどだったから、身元保証はパスポートだけで十分だったのだろう。
次のパスポート更新時には夫も「OH」表記を選択して、これで晴れて夫婦の苗字が同じ表記になったが、私個人に関していえば、パスポートとカードの苗字の表記が異なる状態が続いていた。
海外旅行も今後は個人旅行が多くなるかもしれないので、この際、カードのローマ字表記も「OH」に変更して、新たにもう1枚 International card を作った。カード1枚では、海外で何かあった時に金銭的に対処できないのはペルーへ旅行に行って、現地で私が病気になった際に経験済み。
夫は「あの時、カードが1枚だけだったら、2人ともすぐには帰国できなかっただろう。リマ→ロス→関空間の飛行機の2名分のビジネス料金は、カード2枚を合わせてようやく購入できるぐらいの金額だった。」と言った。
海外旅行に出かける際には万が一に備えて保険に入るのは当然だが、緊急時に先立つものは「お金」になるから、その手配がスムーズに進むように準備だけはしておきたいと思う。
ところで、夫もカードの表記を「OH」に変更したかどうかは、知らない・・・。
それに、変更するのは1回限りとか、制限もあるんですよね。
で、そのままoを一つにしたそうです。
ややこしいですね。。。
もしそうだったら、自国語の発音にそぐわない表記で登録されるってことにもあるのでしょうね?
ふと、そんな事を考えてしまいました。(笑)