そもそも、グレースビット服用中の5日目で、服用しているにもかかわらず、膀胱に鈍痛と膀胱炎特有の刺激臭の尿が出て、驚いた。
薬が効いていないと思い、すぐに、主治医のところへ駆け込もうかと思ったが、幸いにもひどくならなかったので、様子を見ながら最後まで7日間服用して、その後は、「水分を前よりも一層大量に服用して頻繁に排尿して、膀胱の細菌を洗い流す」・・・という方法(-.-;)で対処をしている。
水分は、1日2リットルぐらい摂取していたのを3リットルぐらいに増やした。毎日、2リットルの麦茶を2回、沸かしている。一日中外出する時は、500ミリリットルの麦茶を2本リュックに入れ、それでも足らないので自販機でさらに一缶購入して摂取する。当然、駅や車内でもトイレ通いを繰り返す。
トイレ通いを繰り返すのは、膀胱炎の症状の頻尿のためではなく、ただひたすら、膀胱についた菌を洗い流したいがため。
今のところ、尿と膀胱に異常を感じても、すぐその後に大量の水分を摂取して排尿すれば、その後の尿から正常に戻るので、なんとかそれで凌いでいるし、凌げている。仕事中は、トイレにそんなに頻繁には行けないので、帰宅後の尿に時々、異常が見られる。また、一番、異常が多いのは、朝一番の尿。だから、排尿頻度と症状が関係があることがわかる。
日本で暮らしている限り、旅行中であっても、トイレ通いと万が一の時のお医者さんには困らないが、このような私が海外旅行、特にシルクロードやアジアの秘境などに行けるだろうか・・・と、夏の旅行予約を前に悩んでいる。
股関節の痛みは、自己流リハビリで、腰痛ベルトを外しても大丈夫という状態にまで回復してきた。だから、後は持病の管理だけだ。SLEは安定しているので、膀胱炎さえ、安定した状況にまで回復すれば、最初の予定通り、この夏に新疆ウィグル自治地区へ旅行に出たいと思っているのだが・・・。
もともと、自己症状がないときでも、尿の検査で細菌が検出されて驚くことがよくある。
例えば、人間ドックでは、毎年、尿中に細菌検出される。前の日の夜の8時過ぎから翌日の検査終了時まで一切水分禁止だから、「大量水分摂取で頻繁に膀胱を洗い流す」という作業ができなくなると、必ず、こういう結果になるということだ。
つまるところ「自分の体に、細菌を殺す力が無い」ことが一番の問題なのだが、SLEの症状を抑えるために、自分の体の免疫反応をかなり抑えこんでいるので、しかたがないとも言える。
風邪もなかなか治らないし、潜んでいる帯状疱疹のウィルスも時々ムズムズと動き出しそうになる気配を感じることがある。
今週の診察時に、尿の培養検査の結果を聞いて、ステロイド減量(7.5mg→7mg/day)ができるかどうか、主治医に伺ってみようかな?2年前は、静脈血管炎の悪化が心配で、減量できなかったが、今年の冬は静脈血管炎はかなりよくなり、痛みはあまり感じなかったので、今ならステロイド減量できるかも?