開けっ放しの入り口を入った途端、ビックリ!
父は自分の両手のミトンを取り外し、肌掛け布団もはねのけて、片足をベッドの柵にかけ、ミトンを脱いだ手でベッドの柵を掴んで、起き上がろうと必死になっていた。床には、床ズレ防止用に足に当ててあった座布団がすっ飛んでいる。(笑)
コレ、全部お父さんがしたこと?今日はエライ元気やん!!
以前看護師さんが、「お父さんは夕方から夜にかけて元気なんですよ。ベッドの中で動いて、ベッドから落ちられたこともあるんですよ」と、おっしゃったことがあったが、私が行った時はそんな父の姿は見たことがなかったので、「ホンマかいな???」と思っていたが、今日の父のベッドの乱れ様を見て、納得。
父の病気は、日による変化が激しいので、明日はどうなるかわからないが、少なくともこんな元気があるなら、前からの約束通り、父をほんの1時間でもいいから、元気なうちに、家に連れ帰ってやろうと心を決めた。
「お父さん、昼食と夕食の注入の間に3時間ぐらいの空き時間があるから、寒くなし、暑くなしの一番いい季節の今のうちに、民間救急車を頼んで、一時外出で家を見に帰りたい?」と尋ねると、父はコックリと頷く。
「家の前まで車で帰ってきても、私とお母さんだけやったら力が無いから、お父さんを抱き上げて家の中へ入れてあげることはできひんかもしれんよ。それでもいい?」と念押しすると、また、父はコックリと頷く。
看護師さんにその旨希望を告げると、主治医の許可を聞いてみてくださることになった。
大江も今日は雨降り。
療養病床へ入る入口近くの道端に黄色い花をつけた木が2本。
手前の花をアップで。
奥の木は枝垂れ柳風。
どちらも同じ花だと思うが、無粋な私には、果てさて、花の名前がわからない。
大江病院の前で綺麗に咲いていましたね。
今週は少し散っていましたが、まだとても綺麗ですね。
月曜日の天候も守られますように。
当日は初夏のような良いお天気で、みな良い思い出になりました!
新大江病院は本当によく診てくださっているので、この病院を離れたくありません。5月上旬で6ヶ月を迎えるのですが、延長で居られるように願っています。