5月上旬で、6ヶ月の入院期限が切れるからだ。
昨年11月上旬に、今の病院の医療用病床に転院し、その後、点滴が不要になったことで療養病床に移ることができたから、最大で計6ヶ月間入院できる運びとなり、喜んだものだった。
その時は、父の病状では5月頃まではとても持たないに違いない、今度の病院が最後になるかもしれないなあ・・・と思っていたので、その後の転院先が見つからなくても深刻には考えていなかったが、予想外に父が持ちこたえてくれて、今度は、今後父の行き先はどうなるのかと、心が落ち着かない。
4つの病院に転院申込をしていて、「受け入れてくれるが、空きベッドがないので待機中」という状況が続いている。
問い合わせると、どの病院も「今入院されている経鼻栄養の患者さんの次の転院先が決まらない限り、待機の順番が進まない」という返答で、5月中の転院確保はとても無理だというお返事だった。
胃婁患者と違い、経鼻栄養の患者は移れる介護施設すら無いので、病院を転々とする以外には生きるすべはなく、より一層悲惨だ。
父の病室は4人部屋だが、3名が経鼻栄養で、1名が胃婁患者さんだ。転院先が見つからないので9ヶ月入院させてもらっておられる患者さんもいらっしゃるようだが、ご家族の方は「肩身が狭い」と言われる。
病院側としては延長の事例が増えるのは困るから、父も同じように置いてもらえるとは限らない。
今週、また水曜日に来院して、転院待機中病院の現在の受け入れ状況を報告するが、最悪の場合、父をまた大阪の病院へ転院させなければならなくなるかもしれない・・・。
先週は、大江も一気に春めいて、駅前広場も春の陽光がキラキラ輝いていた。
三寒四温の今日この頃、銀狐さま、いかがお過ごしですか?
父の転院の件は、家族側もできる限りのことはやったので、
"それで良し"としてくださったのか、
後は病院側にお任せすることになりました。
明日から、カンボジアに出かけます。
日本を離れている間に、父の病状が急変しないことを祈るばかりです。