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ステロイド剤と2人3脚の全身性エリテマトーデス(SLE)患者の " 猪突猛進、横道うろうろ "人生備忘録:落ちこぼれクリスチャンが心を入れ替えて(- -;)学ぶ日々の「御言葉」と、スペイン語の勉強、SLEの病状などの日々のささやかな記録・・・というのが当初の自己紹介でしたが、今は、単に「日々生きて、夢中になった事ごとの記録」(((^^;)


by dande550213
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田舎が売りに出ている!


今朝、朝刊を読んでいた夫が、「綾部の茅葺の家が売りに出てるで~」と言ったのでびっくりした。

私の田舎は綾部市の上林地区。JR綾部駅からバスで30分ほどの、舞鶴や福井県小浜市に抜ける山間部にある。冬は雪に埋もれるので、小学校や中学校の横には寄宿舎があって、通えない子どもたちは冬の間、この寄宿舎に泊まり込んで、そこから学校に通っていた。高校では家を離れて下宿する子もいた。私のいとこもそうだった。

一帯は、上林川沿いに、奥上林、中上林、口上林の3つの地区がある。私の田舎は中上林地区にあるが、母は奥上林地区から嫁いできている。字のとおり、奥上林が一番「奥」で、バスも運行していない所が多い。いわゆる「ドン奥」になる。

母は子どもの頃、中上林の子どもに、「奥上林の蛙の子、雨が降ったら流れて来い~♪」とよくからかわれたものだと言っていた。

一番奥だから、この奥上林地区から最初に人口流出が始まったのか、有名人が空き家を買って、隠遁生活や別荘にする、というようなことがあった。

茅葺の空き家を買って、フォークの岡林信康さんが隠遁生活を送ったり、西川ヘレン(西川清の奥さん)さんの別荘があったり、名前はよく知らないが、陶芸家が住んでいたりした。反原発運動で有名な阪大の大学教授が居を移して、今も母の実家のそばに住んでおられたりする。

こんな風に、「奥」は売りに出ることがけっこうあったようだが、私は「中」は無いと思っていた。「売りに出る」ということは、「もう帰って来ない」ということ、「もう跡を継がない」と言うことだから・・・。

今朝の新聞の不動産情報を見て、父に電話したら、今は「中」でもチラホラ「売り家」の話を聞くようになったという。

現に、私の田舎の家の近所も数件が空き家になっている。盆正月だけ、帰省されるが、少しずつ、荒れてきている。

私の家も父母だけが暮らしていて、3人の子どもはそれぞれ、大阪、岐阜、神奈川に出てしまっている。父母がいなくなったら、今のままだと同じ運命をたどることになるかもしれないのだ・・・。

休耕田も多くなって、今では山から猿や鹿や猪が人家にまでやってきて、農作物を食い荒らすそうだ。

数百年の歴史のある地区なのに、いずれは山に呑み込まれて、また自然に帰っていくのだろうか・・・。

そんなことを考え出すと、時々、気が狂いそうになる。

今、日本の田舎のあちこちで起こっていること。
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by dande550213 | 2006-03-30 17:25 | 雑感 | Comments(0)