パーキンソン症候群で、手足が思うように動かせない父のために、軽くて、暖かくて、伸縮性のある下着や上着を買って、配送してもらった。
昨年、父の衣服を整理してあげたから、父がどんな服を持っているのかはよくわかっている。
30年以上も前の古い衣服ばかり。
父は外見には拘らない性質だから、父の衣服は母に言わせれば「ボロ」に近いものばかり。
母はそれが恥ずかしいから、父に「新しい服を買ってください」と頼むが、父は「着られれば何でも良い」と擦り切れてボロボロになるまで、古い服を着る。
元気なときはそれでも良いが、心筋梗塞・パーキンソン病で身体が不自由になり、手足の血液の流れも悪くなって、手足が冷たく感じられるようになっても、相変わらず、昔のままの古い・重たい・冷たい・硬い服を着ているので、さすがに最近は「寒い」と感じるらしい。
つい先日帰省した時、父が使っていた敷き毛布は、何と私が中学生のときに使っていた毛布だった。寒いと言って10月中旬からその下に電気毛布を入れて使っているので、電気毛布なんか使わないで、古い毛布を新しい毛布に変えたらどうかと言って、勝手に、客用の二枚重ねの一番新しい毛布を父の敷き毛布に変えたら、電気毛布は使わなくても良くなった。
新しくて良い物は、全部私たちが帰省したときに使うように取って置いてある。年に一回使うか使わないかの私たちのために取って置くより、そこで毎日暮らしている自分たちのために使うように言っても、父も母もなかなか「ウン」とは言わない。
そこで、いつも私が勝手に動き回って、あれやこれやと模様替えする。
新しい便利な器具を買って、父母のところに設置する。父母は、私がすることは何でも喜んで受け入れてくれる。「こんな便利なものがあったとは知らなかった・・・」と喜んでくれる。
で、今回は父娘の「親子でペアルック」に挑戦!
父にはコレを贈った。↓
娘の私はコレ。↓
86歳と54歳の、初めての父娘ペアルック。(^-^)
コレ着て、もう一度一緒に旅行したいね、お父さん!
dande550213さんやご主人のサポートで生活が
刷新されているところもあるのではないでしょうか?
でも、何時までたっても親子ですね。帰省の時のために
便利に使えるものを子どものためにとっておくなんて。
親子ペアルック、おしゃれです。昔のようなペアルック(
ってあいまいな表現ですがお判りいただけますか?)とは
違って、そういうつもりで着ていてもそう感じさせないのが
今のペアルックですよね。
お父様とはもちろん、お母様とも旅行いける様に。
実現できるといいですね。
実家は寒いところですが、それでも「もりくま」さんの北海道の寒さに比べると、まだまだ恵まれているなあ・・・と感謝しています。
親にとっては、いくつになっても娘は可愛い娘なのでしょうね。
離れて暮らしているからこそ、帰ってきた時にはうんと可愛がってあげたいし、大事にしてあげたい。ご両親のそんな思いが伝わってきます。dande550213さんの、ご両親を想う温かい気持ちも。
ご両親と、一緒に旅行に行けるといいですね。
もの想う秋でしょうか、柄にも無く、最近どうも感傷的になって困ります。
「鉄人」だった父の見るも無残な衰えは、本人が一番辛いでしょうが、その弱さを通して、初めて父と心の底から触れ合う機会を持てたように思います。
この服を着て、田舎道を並んで歩きたいです。(^-^)